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湿度をコントロールしよう!
梅雨真っ只中!出来てますか?湿度管理
梅雨のジメジメはとても不快ですね。楽器にとっても湿気が多い状態は良くないんです。
以前にも最適な湿度について書きましたが、>>> 大丈夫?!楽器の湿度管理
乾燥も多湿も楽器にとっっては大きな負荷がかかります。弦楽器であるギターやウクレレは木で製作されています。木は湿度によって「収縮と膨張」をします。これが楽器のコンディションに影響をあたえるんです。
今の梅雨時期は多湿になりがち。安定した湿度にするために簡単な方法があります。
ケースに入れて、安定した湿度を作ろう!
湿度管理には湿度調整剤が有効です。楽器ケースに入れておくだけで、ケース内は安定した湿度にコントロール出来ます。
GID DRY CONDITION
3つの効果(調湿、消臭、防錆)で大切な楽器を守ります。高湿度時に吸湿、湿度が下がると放湿することにより、ケース内を楽器に最適な湿度50~60%に調湿します。
【標準使用量】中型弦楽器用保管ケースに1 個
【使用期間】調湿効果約6 ヶ月~ 1 年
■ AQUA-爽やかな日差しを感じるアクア
■ FOREST-気持ちの安らぐフォレスト
繰り返し使える!音援団 調湿マット(ウクレレ用)
ウクレレに挟んでケースに入れておくだけで、ひび割れ予防、消臭に最適な調湿・消臭マットです。特殊製法のシリカクリンを採用することで、高湿度時には湿気を吸湿し、低湿度時には少しづつ水分を放出調湿の他にケース内の消臭や防カビにも役立ちます。天日に干すと機能が何度でも再生。吸湿センサーも付いています。
大切な楽器を守ってあげてくださいね!
大丈夫?!楽器の湿度管理
温かくなったかと思えば、真冬の寒さがやってきて、かと思えば一日中雨が降ったりして…もう!体が気温についていけない!
四季のある日本では季節の移り変わりは気候変化も大きく、天気痛持ちの私としては季節の変わり目はしんどいのです。でも、この変化に影響受けているのは人間だけではありません。楽器だってそうなんです。
気にしてる?湿度コントロール
ん?湿度?何それ?って思った方は、今すぐ湿度を気にしてください!
日本の冬はカッサカサの乾燥と、夏はじっとじとの湿気で1年を通して湿度が大きく変化します。弦楽器であるギターやベース、ウクレレは「木」で出来ています。木は生き物。カッサカサの空気にもじっとじとの空気にも影響を受けてしまいます。水分を吸って膨らんだ木材を見たことがある方もいるのではないでしょうか?そう、木は湿度によって「膨張と収縮」をします。特にアコースティック楽器は影響を受けやすく、「アコギのネックが反った」なんてよく聞きますが、これは湿度の影響を受けているということなんです。
最適な湿度とは?
木は呼吸をしています。多湿時では水分を吸い込み膨張し、乾燥時では水分を吐き出し収縮します。では最適な湿度はどれくらいでしょう。
多湿 60%以上 木材が膨張し、トップが膨らみ、ネックが反る
最適 40%~50% 楽器に最適な環境
乾燥 30%~40% ネックが縮み、反る
20%~30% トップが落ち込む
20%以下 トップは割れる ブリッジが剥がれる
最適な湿度は40%~50%なんですね。冬はお部屋に加湿器を置いたりして乾燥を防いでいるかと思いますが、どれくらいの湿度なのかチェックしてみる事をおススメします。加湿器のすぐ横に楽器を置いて多湿状態になっていると、木の鳴りに影響が出てきます。音が鳴らない!なんて事がないように気をつけてくださいね。
湿度管理をしよう!
湿度調整剤は有効な対策方法です。
湿度コントロール機能があるため、夏の湿気・冬の乾燥におススメです。楽器ケースに入れておけば、ケース内は一定の湿度をキープしてくれるので楽器の保管には必須アイテムと言えます。
塗装されていない指板は乾燥を防ぐために使用後にクロスでキレイに拭いてあげたり、弦交換時にオレンジオイルで保湿してあげると良いですよ。定期的なお手入れとしてオレンジオイルとマイクロファイバークロスは持っておいた方が良いアイテムです。汚れも落ちて保湿も出来る大事なメンテナンスです。
弦楽器に必須のアクセサリーって?
楽器を始めようと決めて最初に購入するのがもちろん楽器なのですが、その他アクセサリーは何が必要なのかな?
また今度買えばいいかって思って、後回しにしちゃってる物って結構ありますよね。
使用頻度の高いアクセサリーは?
これは楽器とセットで購入する事が多いはずのアクセサリー
☆チューナー
チューニングしなきゃ始まらない。チューナーは欠かせない。
スマホアプリのチューナーという方もいるかもしれませんが、ギターより弦長の短いウクレレはチューニングが狂いやすいので、すぐ使えるチューナーが必須アクセサリー。チューニングの正確さはアプリよりチューナーが絶対に良いので必ず持っておきましょう。
☆ストラップ
楽器初心者は演奏フォームがしっかり固まるまではストラップがあった方が良いです。アコースティックは座って演奏する・立って演奏する、環境によって必要さの感じ方が変わってきますが、エレキギター・エレキベースは楽器重量があるので必須アイテム。
☆クリーニングクロス
弾いた後にクロスで拭いてあげるときれな状態を保つ事が出来ます。手は結構汚れていて手汗などが付着して楽器は汚れてしまいます。
楽器購入後に欲しくなってくるアクセサリー
☆弦
弦は消耗品。当然交換しなくてはいけません。劣化した弦はチューニングが合わなくなったり、クリアに音が出なかったり演奏に影響が出るので一定間隔で弦交換が必要です。
☆メトロノーム
楽器上達には必須となるリズム。リズムトレーニングに欠かせないのがメトロノーム。リズムとテンポがよれていると初心者から脱出出来ません。演奏をレベルアップしたいなら、多機能メトロノームを持っておきましょう。
☆スタンド
お家で壁に立てかけて置いているという方もいらっしゃると思いますが、ギターなどネックの長い楽器は注意が必要です。ネックが反ってしまうことも。ウクレレのような軽い楽器は振動で倒れやすく、自宅でハードケースに入れていないのであればスタンドを使用する事がオススメ。持ち運びできるスタンドならいつでもカバンに入れて楽器をセットすることができます。
☆オイル
日頃のお手入れはクロスの拭き上げで良いのですが、弦交換のタイミングなどでオイルを使ってメンテしてあげると汚れも取れるし、保湿効果もあるので定期的に使いたいのがオイルです。
その他、楽器によってはピック(ギターは必須だね)やストリングワインダー(エレキベースにはあると便利)などいろいろ欲しくなるアクセサリーはありますが、大切に楽器を扱うために必要なものを少しずつ買っていきましょうね♪
ウクレレの弦を交換してみよう!(2)
ウクレレの見た目をちょっと可愛くしてみたくなったGrasp music & style スタッフMです。
左:マロン 中央:クリア 右:レインボー
ナイロン弦にもいろんな種類がある
ウクレレ弦はいろんな素材の物があります。
前回書きました >>> ウクレレの弦を交換してみよう!(1)
最近、個人的にナイロン弦の良さを再発見したので、いろんなナイロン弦をそろえてみることにしました。ナイロン弦には「色」の差でわずかながら音色に変化が現れます。色はクリア、ブラック、などがありますが、この着色の差で音の硬さの違いが現れると言われています。もともとナイロン弦はやわらかい音がしますが、ブラックの方がクリアより硬い音がする印象です。
今回、マロンとレインボーのナイロン弦を試してみようと取り寄せてみました。マロン(茶色)は優しい音との評判なので前から気になっていました。
弦を替えるとウクレレの見た目は変わるのか?
お店に飾ってあるアウトドアウクレレ。プラスチックなので見た目が同色でなんだか地味だなぁ。しかもクリア弦張ってあるし。これはちょっと変えてみる価値があるかも。。。
取り出してみたのはレインボー弦。紫・オレンジ・緑・赤の4色。そんなに濃い色じゃなくてキレイ。白っぽいウクレレならかなり弦の色が映えそうな気がします。
ちょっと写真ではわかりにくいけど、ウクレレがすこし華やかになったような気が!?
弾いてみると、ナイロン弦は柔らかいので指の当たりがやさしく押さえやすい。ポロンポロンと優しい音。見た目が可愛くなるだけじゃなくて、優しい音が女子の心をくすぐります♪
ウクレレの弦を交換してみよう!(1)
MYウクレレのナイロン弦が思ってた以上に良い音がするのでご機嫌のGrasp music & style スタッフMです。
最近、ウクレレの弦交換の相談をたくさんいただきます。どの弦にするか悩むところです。私も最近ウクレレの弦交換したばかりで、音の変化を楽しんでいます。
>>> 久しぶりにナイロン弦
ウクレレ弦の種類をご紹介しようと思います。ウクレレ弦の素材には大きく分けて3種類あります。
ナイロン弦
ポロンポロンとやわらかい音がします。一般的にウクレレらしい音というイメージはナイロン弦ではないかと思います。押さえやすいのも特徴で、初心者には弾きやすい弦です。クリアタイプとブラックタイプがあり、それぞれ音色が異なります。クリアタイプはよりやわらかな音色、ブラックタイプは少し硬い印象です。
フロロカーボン弦
釣り糸と同じ素材で、安定性が高く、サスティーン(伸びやか)に富んでいます。テンション(張りの強さ)が比較的高めですが、細めの弦なので押さえやすい事も特徴です。
ナイルガット弦
人口ガット弦。ガット弦はかつてクラシックギターに使われていた動物の腸で作った弦のことです。温度変化に強く、安定した明るい音がします。テンションはかなり高い弦です。個人的な印象はどのウクレレに張ってもナイルガット弦の音がするほど、強く弦の音色が出ると思います。
弦で変わる音色を楽しもう!
ウクレレを購入した時に張られているデフォルトの弦はどの種類なのかまずは確認してみましょう。ウクレレ自体の強度が低いとテンションの高い弦を張るとブリッジが取れたり、ボディが反ったりするので注意が必要です。
ウクレレ自体の強度があれば、どの弦を張ってもOKです。ウクレレの木材と弦の組み合わせで音色は変わるので、自分のお気に入りの音色を見つけるために楽しんで弦交換をしてみましょう!