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今さら聞けない音の高さを表す音名
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音の高さって小学校で習ったドレミのことだよね?

その通り。ドレミ以外の表記の方法も覚えておこうね。
イタリア語・英語・日本語での表記

私たちがよく知ってるドレミはイタリア語だったんだ?!

ギターやウクレレは英語表記も馴染みがあるね。

コードで見かける表記ですね!

その通り。英語表記もしっかり覚えておこう。
まとめ
音の高さの表記は、イタリア語・英語・日本語がある。
今さら聞けない譜表のいろいろ
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おさらい
もう一度、音名表記を確認しておこう!
>>> 今さら聞けない音の高さを表す音名
高音部譜表
ト音記号を使用した五線譜を「高音部譜表」と言います。ヴァイオリンやフルート等の高音に強い楽器の表記に使われます。
ト音は「ソ」「G」です。G3の音がどこなのかを指定しているのがト音記号という事です。
低音部譜表
ヘ音記号を使用した五線譜を「低音部譜表」と言います。ベースを担当する低音域に強い楽器の表記に使われます。
へ音は「ファ」「F」です。F2の音がどこであるかを指定しているのがヘ音記号という事です。
アルト譜表・テナー譜表
ハ音記号は「中音部記号」と呼ばれ、中音域に強い楽器の表記に使う「アルト譜表」や、中低音域の楽器の高音域の表記に使う「テナー譜表」などがあります。曲中に音部記号が変化して、「低音部譜表」から「テナー譜表」に切り替わるなんて事があるのですが、これは出来るだけ音符を五線譜に収めて譜面を読みやすくするために音部記号を使い分けているのです。
ハ音は「ド」「C」です。C3の音がどこであるかを指定しているのがハ音記号という事です。
アルト譜表
テナー譜表
大譜表
「高音部譜表」と「低音部譜表」を合わせたものを「大譜表」と言います。ピアノなどの音域の広い楽器の表記に使います。

音部記号の意味がわかりました!
今さら聞けない反復記号のいろいろ
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反復ってどういうこと?

1曲の中で楽譜の一部分を繰り返す事があるんだよ。では、まずは小節についてみていこう。
小節線のいろいろ
1本の縦線が「小節線」と言います。小節線と小節線で区切られた部分が1小節です。
また、小節線には種類があり、二重の縦線は「複縦線」と言います。この複縦線は曲の展開が変わる時に使われます。
例えば、曲の雰囲気が変わるところや、調号が変わる時、拍子が変わる時に使われます。
最後の小節の太い二重線は「終止線」と言い、この曲が終了する事を表しています。
終止線と似ていますが2つの点が付いた太い二重線を「反復記号(リピート記号)」と言い、この記号で挟まれた小節を繰り返して演奏します。

1-2-3-4-4-5-6-7-8と演奏していくんだね
反復記号(リピート記号)の使い方
反復記号で挟まれた小節を繰り返します。繰り返す回数の指定があれば、指定回数分繰り返します。
反復記号に小節が挟まれていません。この場合は反復記号で曲頭に戻り、反復記号に回数指定がないので反復は1回だけで4小節目に進みます。
3小節目にカッコで括っています。このカッコを「1括弧」と言います。この場合は反復記号で曲頭に戻り、「1括弧」を飛ばして「2括弧」へ進みます。
ダ・カーポの使い方
「D.C.」と書かれた記号は「ダ・カーポ」と言い、曲頭に戻って再び演奏するという意味です。
1-2-3-4-1-2-3-4と演奏します。
「Fine」と書かれた記号は「フィーネ」と言い、「終わり」を意味します。
1-2-3-4-1-2と演奏します。
ダル・セーニョの使い方
「D.S.」と書かれた記号は「ダル・セーニョ」と言い、Sの形の「セーニョ記号」へ戻って演奏するという意味です。
○に十字の記号は「コーダ記号」と言い、コーダ記号から次のコーダ記号に飛んで演奏します。1つ目のコーダ記号の前には「to」、2つ目のコーダ記号の後ろに「Coda」と書くことで丁寧で次に演奏する小節をわかりやすくします。
1-2-3-4-2-3-5-6-7-8と演奏します。

反復記号の中でも「D.S.」と「Coda」は、ポピュラーミュージックでもよく使われるから覚えておこう。
まとめ
楽譜を見やすくコンパクトにするために反復記号がある。
反復記号の意味を覚えることで小節進行がわかる。
【ピックでウクレレを弾く方は必見!】素材別ウクレレ音色の違い
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ウクレレはピックでも弾ける
ピックでギターを弾くのはみなさんご存じかと思いますが、ウクレレもピックで弾くことが出来ます。
ウクレレは指で弾くのが一般的ですが、曲に合わせていろんなニュアンスで弾くために指で柔らかい音を出して弾いたり、爪を使ってハッキリとした音を出して弾いたり、出したい音に合わせて弾き方も変えて良いんです。
ハッキリとした音が出したいと思っても、仕事がら爪を伸ばすことができない方もいらっしゃいます。そんな時はピックで弾くという選択肢があります。
ピックの種類
ピックの形にはいろいろあって、つけ爪のように指先に装着するフィンガーピック・サムピックと、よく見かける三角形のピックがあります。どのピックでもウクレレに使えますが、親指に装着するサムピックを使っている方はよく見かけますね。
■ サムピック
■ 三角形のピック(ティアドロップ型、トライアングル型、ジャズ型)
ピックの素材によって音が変わるのですが、ウクレレ用として販売されているピックは革製やフェルト製で、ギター用として販売されているセルロイドやナイロンとは素材と硬さが違います。音の違いは好みで選べば良いので、ギター用のピックでウクレレを弾くのももちろんありです。
ピックガードが付いていないウクレレには硬い素材のピックを使うとボディに傷が付きやすくなるので、注意は必要ですね。
ピックには厚さよって演奏性が変わってきたり、音の出るレスポンスが変わったり、音色ももちろん変わるので厚さ選びは重要です。
ピック選びは、形、素材、厚さの組み合わせで、一番好みだと思う音が出る物を選ぶと良いでしょう。
とは言え、いろいろ試すのもどれから始めればいいのかわからないかと思います。今回はウクレレを爪で弾いた時と同じようなニュアンスになりそうな素材のピックを集めて弾き比べをしてみたので、音色を聴いて参考にしてみてください。
エラストマー素材
エラストマーは、強度と高耐久性、良反発弾性素材のため、擦り減りにくく、弦のはじきやすさは抜群です。高消音性により、ピッキングノイズを従来のピックとは比較にならないほど低減します。高耐衝撃性により、弦タッチ/あたりが丸く、なめらかでしっとりとした弾き心地を実現します。柔らかなニュアンスを得やすいためウクレレにもオススメです。
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➀ Ibanez Elastmer SOFT 2.2mm Triangle shape
エラストマーSOFT素材 丸いく太い音が出る。ピックの厚みがあるのでストロークコントロールは難しい。
EL4ST22詳細 ↓↓↓ Ibanez ( アイバニーズ ) / EL4ST22 |
※単音Cを弾いた時の成分
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② Ibanez Elastmer SOFT 1.2mm Teardrop shape
エラストマーSOFT素材 音の立ち上がりが良い。高音域がしっかりしている。ストロークのコントロールがしやすい。
EL14ST12詳細 ↓↓↓ Ibanez ( アイバニーズ ) / EL14ST12 |
※単音Cを弾いた時の成分
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③ Ibanez Elastmer SOFT 1.0mm Short Teardrop shape
エラストマーSOFT素材 高音域がおさえめで、中音域が持ち上がった。ストロークのコントロールがしやすい。 弾き心地良い。
EL16ST10S-HBK 詳細 ↓↓↓ Ibanez ( アイバニーズ ) / EL16ST10S-HBK |
※単音Cを弾いた時の成分
ポリアセタール素材
ポリアセタールは特性は耐磨耗性に優れた素材で、自己潤滑性がある。最近ではリコーダーや木管楽器や金管楽器にも使用され、パーツとしての機能性が求められる部分に使用されることが多い。
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④ Ibanez Round Shape Pick 0.8mm Round shape
ポリアセタール 太い音だが➀より高音域が出る。ストロークのコントロールはまずまず。
PA1M Black 詳細 ↓↓↓ Ibanez ( アイバニーズ ) / PA1M Black |
※単音Cを弾いた時の成分
ラバー素材
弾性特性に優れたラバー製なのでピック弾きをしてもピッキングノイズがなくフィンガーピッキングのような暖かなトーン。クラシックギターやウクレレをはじめ、フィンガーピッキングのニュアンスが欲しいピック弾きのベーシストにもオススメです。
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⑤ Wedgie Rubbers 5.0mm Soft
ラバー製 厚みがあるので高音域が出ないと思いきや高音域が出る。 音の立ち上がりはゆっくりめなので、バラードとかは良いかも。 厚みがあるのでストロークのコントロールは難しい。
Wedgie Rubbers 5.0mm Soft 詳細 ↓↓↓ |
※単音Cを弾いた時の成分
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⑥ Wedgie Rubbers 5.0mm Hard
ラバー製 ⑤よりさらに高音域が出る。音の立ち上がりはまずまず。 厚みがあるのでストロークのコントロールは難しい。
Wedgie Rubbers 5.0mm Hard 詳細 ↓↓↓ |
※単音Cを弾いた時の成分
ナイロン製
摩耗に強い素材。柔らかく、弦の当たりが滑らか。アタック感が弱く、マイルドな丸い音が出る。
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⑦ Jim dunlop Jazz I Nylon Pick
ナイロン 成形された触覚グリップ表面と、より厳密に制御するための小さなプロファイルを備え、 厚くて暖かいトーンのための丸みを帯びた先端を備えています。(メーカーホームページより) 太い音は出ないが、音のバランスが良い。ストロークのコントロールはしやすい。
Jim dunlop Jazz I Nylon Pick 詳細 ↓↓↓ |
※単音Cを弾いた時の成分
実際に弾くとこんなに音が違います
自分に合ったピックを見つけて、曲のイメージや演奏したいスタイルでいろんな弾き方を楽しむの良いのではないでしょうか。
自分好みのサウンドが見つかるといいですね!
躍動感が生まれるシンコペーションの効果
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ウクレレ学習中のスタッフのまゆみです。ちょっとずつ先生と演奏のお付き合いさせてもらってます。足引っ張り気味です😅
バッキング(伴奏)は曲のリズムを決める重要なパートなので、本当はとても難しいパートなんですよ💦
ビートとアクセント
ポップス・ロックの8ビートの曲は弱拍の2拍と4拍にスネアドラムでアクセントをつけます。ウクレレで伴奏を弾く時は、このアクセントをブラッシングで躍動感を出して演奏する事が多いです。
ただ、ブラッシングを入れるだけじゃなく、ストロークでのコード弾きとの音量のバランスも重要になってきます。 せっかくブラッシングしても、ストロークの音量とのバランスが悪いとアクセントとしてのブラッシングが生きてこなくなり、平坦なイメージになってしまいます。
そんな事を考えながら、ビート感を出せる伴奏ができるようになりたいですね。
シンコペーション
ポップス・ロックの場合、強拍の前の弱拍から音をつなげて、本来あるべきアクセントよりも前から音が出ている状態を「シンコペーション」と 呼ばれています。
よく「食う」と表現されて、リズムのアクセントが本来より前に食い込んでいるイメージから、「シンコペーション」を「食ってる」と言ったりします。
上記の譜面を見てみると、2拍目裏と3拍目表 がタイで繋がってる。4拍目裏と1拍目表がタイで繋がっている。
このメロディはシンコペーションのリズムと言えます。
表拍と裏拍については >>> リズムを基礎からやってみよう!その②
メロディがシンコペーションしているので、伴奏もシンコペーションで合わせれば、アクセントが引き立ち躍動感が生まれます。
シンコペーションはアクセントが裏拍にずれているので、聴き手は意識がグッと引っ張られる特徴のあるリズムになっているんです。
表拍と裏拍を意識して演奏するので、裏拍のリズムがうまく取る練習にもなりますね。
Monthly Play
今月はThe Beatlesの「I Will」をウクレレアンサンブルで演奏しました。
原曲はイントロもない短い曲ですが、メロディがキレイで派手な演奏ではないアコースティック感がとても良い曲です。なんか前向きになれる感じがします。
I Will