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2024-05-13 08:00:00

ウクレレとウクレレベースって何が違うの?

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

ウクレレとウクレレベース何が違うの?

 

まゆみくん

ウクレレベースに興味を持たれる方が増えています。
でも、ウクレレとウクレレベースの違いって知っていますか?

 

大きさの違い

ウクレレとウクレレベース

ウクレレベースの大きさですが、スケール(弦長)が500mm強あり、バリトンサイズのウクレレと同じくらいの大きさです。

ソプラノウクレレと比べると大きく感じますが、エレキベースに比べると、とても小さく軽い。持ち運びが容易なのがウクレレベースの良いポイントの一つです。

 

チューニングが違う

ウクレレのチューニングは、1弦からA-E-C-G

ウクレレベースは、レギュラーベースと同じく、1弦からG-D-A-E

 

ベースのチューニングは、E-A間、A-D間、D-G間とも、どこの間をとってみても、完全4度(半音5個分=5フレット分)開いています。全ての開放弦の音の間隔が等しくなっています

音が等間隔なため、指板上の位置関係で覚えてしまうと、その位置関係のままフレットや弦をずらすだけで、どんなキーにもすぐに応用できるようになります。

 

音の鳴らし方が違う

ウクレレはコードをジャラ〜ンと鳴らしますが、ウクレレベースは複数の音が同時に鳴っていることはありません。

基本的には単音で鳴らす楽器です

これには大きな意味があります。それぞれも役割を知ると音の鳴らし方への理解が深まります。

 

音楽の役割が違う

ウクレレとウクレレベースは見た目は似ていますが、音楽的な役割は全く違います

ウクレレベースを低い音の出るウクレレだと思っている方もいるようですが、ベースというのは、単に低音を与える楽器ではありません。

 

音楽には3大要素があります。まずは、音楽の3大要素についておさらいしましょう。

 

音楽の3大要素について詳しくはこちら↓↓↓

 

音楽の3大要素

Rhythm(リズム)

拍子・ビート、一定周期またはパターンの音

最重要要素

Melody(旋律)

音の高低・長短の変化の連続した流れ

Harmony(和声)

複数の高さの音が重なり合いながら変化し、進行していく

バンドなどアンサンブルする時の基本となるのが、4リズム1リード。

リズム隊

ドラム

ベース

コード隊

ギター

キーボード

リード楽器

ボーカル

ソロ楽器(リードギター、リードシンセ、Saxなど)

4つのリズム楽器はリズム隊とコード隊に分かれます。

リズム隊は音楽で、もっとも重要なパートです

アンサンブルなどでは、きっちりとビートの刻めるリズム隊のスキルがとても重要になります。

 

ウクレレはコード隊、リード楽器の役割にあたります。

ウクレレベースはリズム隊の役割なので、アンサンブルでの最も重要なビートを刻むスキルが必要になります

 

ベースの役割

ベースの役割としては、3つの要素があります。

 

1.低音部を支える

低音楽器としてベースは曲の低音部を支えています。

 

2.リズムを支える

基本となるリズムパターンを作り、テンポ(曲の速さ)を支えます

「グルーヴ」という曲のノリを作り出し、それが曲の土台となります。リズムの中のノリを表現するには、音符と休符の音価を理解し、的確にミュートして、いかに音を出さないようにするかということが、リズム表現には大切なってききます。

 

3.コード進行を支える

コード進行を他のパートに明確に示すことがベースの重要な役割です

バッキングが違うコード進行を弾くと歌が歌えなくなるように、ベースがコード進行を示さなくてはメロディラインが弾けなくなります。

そのためには、ベースはコードの構成音を使ってベースラインを作ることが基本となります。

ウクレレのアルペジオ(分散和音)のようにコード構成音を一音ずつ弾くのではなく、ベースでは使うコード構成音の優先順位があり、コード構成音と優先順位を理解しベースラインを作るのが必須事項です

 

「リズムを支える」「コード進行を支える」ことから、ベースは音楽の3大要素の「リズム」「ハーモニー」に重要な役割であることがわかりますね

 

ウクレレベースでリズムの楽しさを知ろう!

ウクレレとウクレレベースの違いはわかりましたか?

ウクレレベースはリズム隊であることがわかると、演奏のアプローチが変わるのではないでしょうか?

音楽において、メロディやコードに耳が行きがちですが、リズムは音楽の出来栄えを左右する部分で最も重要です

リズム練習は地味なイメージですが、曲のノリを生み出すためのトレーニングです。

ノリノリで演奏する楽しさをウクレレベースで味わってみてください!

 

 

 

 

 

 


2024-03-26 19:00:00

ウクレレの基礎知識

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

ウクレレの基礎知識 まとめ

ウクレレをはじめるのに知っておいた方が良い記事をまとめました。

 

MY ウクレレの選び方

 

楽器のメンテナンス

 

ウクレレの癒しの音の秘密

ちょっとだけ音楽理論にも踏み込んでみたら、さらにウクレレは面白くなる!

 

 

 

 

 


2024-03-26 17:00:00

【ウクレレが安定する】ストラップを活用しよう!

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

ウクレレストラップの選び方.png

ウクレレをはじめる時に用意するもの

さあ、今日からウクレレをはじめよう!と、決めてまず用意しておきたい物があります。

 

  • ウクレレ (必須)
  • チューナー (必須)
  • ストラップ
  • クロス

 

ウクレレ本体は必須で用意しましょう。少しずつでも弾いて練習するのが、楽器習得のポイントです。

 

ウクレレの選び方はこちらから↓

【しっかり選びたい!】自分好みのウクレレの選び方

楽器屋さんを見てみると、安いものなら3,000円程度で買えてしまうウクレレも存在します。

こんなに安いならすく買えちゃうって思ってしまうあなた…ちょっと待ったぁー!

 

チューナーも必須のアイテム。
弾く毎にウクレレを正しくチューニングしてあげましょう

 

そして、持っておくと便利な物がストラップ

ウクレレを弾く時のフォームが安定するので、弾きやすくなります。難しいコードやメロディを弾く時はストラップを使っていると安心です。

 

自分に合ったストラップを選ぼう

ウクレレストラップは2種類あります。

ネックストラップ

ネックストラップ

ストラップをネックレスのように首にかけ、先端のフックをサウンドホールに引っ掛けます。

両手を離すとウクレレが落ちてしまいますが、片手なら離しても問題ありません。

 

ショルダーストラップ

ショルダーストラップ

エンドピンに取り付け、肩にさげるタイプのストラップ。

安定して両手を離してもウクレレが落ちることはなくなります。

 

どちらを選ぶ? ネックor ショルダー

エンドピンは付いているか

どちらのストラップを選ぶかのポイントは「エンドピン」

ボディの下側にエンドピンが付いていれば、ショルダーストラップがオススメ!

最近ではウクレレに最初から「エンドピン」や「ジャックピン」(アンプから音を出すためのシールドケーブルを挿すためのジャック)が付いているものが販売されています。

もし、エンドピンのついていない仕様のウクレレでも楽器屋さんで取り付けてくれます。

今、持っているウクレレに穴を開けてエンドピンを付けるのは嫌だなぁと、感じたならネックストラップを使いましょう!

 

エンドピンが2つ付いているか?

エンドピンは付いているか

1つ目がエンドピンがボディの下側に付いている。2つ目がネックとボディの継ぎ目あたりに付いている。

 

もし、ネック側に2つ目のエンドピンがついていない時は、これ↓

ストラップボタン

ネックストラップボタンや紐でネックに固定してあげましょう。

 

自分の好きな色や柄を選ぶ楽しみがある!

ウクレレストラップ革ウクレレストラップハワイアンウクレレストラップ帆布 

まゆみくん

色や柄が豊富で選べる楽しみがある。安定感も抜群だし、やっぱりショルダーストラップがオススメ!

 

ストラップには素材もいろいろ。革やコットン、帆布など、柄がプリントされている物もあります。

日頃着ている洋服や、ウクレレの色などに合わせて、自分らしいストラップを探すのも楽しいですよね!

 

 

 

 

 


2024-02-29 15:00:00

【持ち運びしやすい方がいい!】 ウクレレケースの選び方

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

まゆみくん

新しいウクレレを買ったら、今までのケースに入らない!
ウクレレケースを新調するならこれをチェックしてね😉

 

 

ウクレレケースの選び方

ケースを購入する前に必ずチェックして!

ウクレレを購入したら必要となるウクレレケース。

ウクレレケースは楽器を保護する役割もあるので必需品です。決してトートバックに直接ウクレレを入れて持ち歩いたりしないでね!楽器の破損原因になってしまいます。

でも、ウクレレケースのは種類、素材がたくさんあってどれを購入しようか迷っている方も多いのではないでしょうか?

 

まず、チェックしなくてはいけないことはこれ!

ウクレレのサイズを確認する

ソプラノ、コンサート、テナー、バリトン種類によって楽器サイズそのものが違います。さらに、楽器メーカーによってボディの厚みが違うので注意が必要です。

ペグの形状も確認しましょう。ギターのようにヘッドの横に出ているギアペグの場合は、ヘッド部分の幅が大きくなります。また、ヘッドの後ろに付いているストレートペグの場合は、ヘッド部分の厚み大きくなります。

ウクレレのサイズを確認しないでケースを買ってしまうと、ケースにヘッドが入らなかったり、ケースの蓋が閉められないということが起こってしまいます。

まずはウクレレのサイズを測ってから、ケースの内寸に収まるか確認しましょう。

 

ケースの種類で強度が違う

ケースの種類は大きく分けて3種類あります。

  • ハードケース
  • セミハードケース
  • ソフトケース

 

ハードケース

ハードケース.jpg
出典:日本娯楽

一番衝撃に強いケース。大切な楽器を保管するには最も優れてます。飛行機で海外へ持ってく時は絶対ハードケースの強度が必要。鍵がかけられるタイプもあるので楽器が守られて安心です。
だた、重い。頻繁に持ち運ぶには重いと感じる方もいると思います。ケース重量を確認して購入するのをおすすめします。

素材:グラスファイバー、ABS樹脂など

 

セミハードケース

セミハードケース.jpg
出典:日本娯楽

ハードケースほどの強度はありませんが、ケース内部に衝撃を吸収するクッションパッドが入っていて、外側がナイロン生地でできているケースです。多少の衝撃は吸収してくれるし、ハードケースより軽量。持ち運びがしやすいケースです。
ナイロン生地で雨に濡れるのが心配な方は、撥水加工されているものを選んでください。

素材:ナイロン、ポリエステルなど

 

ソフトケース

ソフトケース.jpg
出典:日本娯楽

帆布やナイロンなどの生地で中に緩衝材を入れて作られたケースです。強度は弱いですが、とても軽い。カラフルな色や柄などでお好みケースを見つけるのが楽しくなるほど種類が多いのが嬉しい。低価格なのも嬉しいポイント。
強度が弱いので、満員電車などの移動は十分に気をつけた方がいいと思います。ナイロン生地で雨に濡れるのが心配な方は、撥水加工されているものを選んでください。

素材:帆布、ナイロンなど

 

 

持ち運ぶなら持ち手部分に注目

ケースには持ち運ぶ時のために持ち手が付いています。持ち手が持ちやすい形状のプラスチックのものや、ナイロンテープのような柔らかい素材のものもあります。

持ち運びが楽になるショルダータイプリュックタイプもあり、ケースによって機能が様々です。

持ち運ぶシュチュエーションに合わせて、一番持ちやすいケースを選ぶのは大切なポイントです!

 

ポケットは付いてる?

ウクレレの必需品であるチューナーやクロス、レッスンに行くときには楽譜も持っていきます。そんな小物たちが入るポケットが付いているかもチェックポイント。

1〜2つポケットが付いていれば、ウクレレの小物アクセサリーが収納できるので、いつでも忘れ物なくウクレレとお出かけできるようになります。 

 

好みのケースにアレンジだって出来る!

どのケースにも自分の好みに合わせて、キーホルダーやマスコットをぶら下げることが出来ます。同じケースの人がいても、自分のケースだとすぐわかるメリットもあります。

セミハードケースやソフトケースなら、缶バッチやピンバッチでアレンジすることも出来ます。

コットン生地のソフトケースなら、布用ボンドでお好みにデコって個性的な自分だけのウクレレケースを作ることが出来ます。

ウクレレケースで自分らしさを楽しむのも良いですよね!

 

 

 

 

 


2023-12-07 13:00:00

ウクレレをお手入れしよう! 基本のメンテナンス

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

まゆみくん

年末の大掃除の季節ですね。
実は楽器もメンテナンスが必要!
また来年も良い音を出してもらうためにキレイにしてあげましょうね。

 

メンテナンスの基本

ウクレレを買ってから「特に何もしてない」という、嘘みたいな話が実はとても多いんです。そもそもお手入れって必要だと全く思っていない方もいるほど。

でも、ウクレレで良い演奏したいならお手入れはやっておくべき!

弾きにくくなったり、音色が悪くなったり、最悪の場合は修理に出す場合も。基本のお手入れを知っておきましょう!

楽器用クロス.jpg

 

普段のお手入れは簡単

日々の演奏後のお手入れは、楽器用のクロスで乾拭きするだけで大丈夫。ケースにしまう前にボディやネックを優しく拭いてあげましょう。

一見はそんなに汚れているように見えないウクレレでも、手汗やホコリがどんどん蓄積されているんです。

ここでタオルやハンカチで拭くのはNG。
汚れが落ちにくいのと、楽器に傷が付くことがあるので、楽器用のクロスを用意しましょう。

 

たまにはしっかりしたお手入れを

オイルとポリッシュ.jpg

たまにはスペシャルなメンテナンスをしてあげましょう

オイルやポリッシュを使ってお手入れをしてあげると、楽器は綺麗になるだけでなく、木材の状態も良くなります。

 

弦交換のタイミングなら、弦を外してしまうので、指板のお手入れがとてもやりやすいです。逆に言えば弦交換のタイミングに必ずオイルを使うお手入れを取り入れてあげると綺麗を保てますよね。

 

ウクレレ弦の交換方法はこちらから

 

オイルとポリッシュは使用目的が違うので、使い分けましょう。

 

オイルを使う

指板に潤いをあたえ、ヒビ割れを防ぎます。指板をきれいにするために使用します。

指板オイル(2~3滴程度)をクロスにつけて(2~3滴程度)指板を拭きます。指板全体を拭いた後、フレットごとに1本ずつ丁寧に磨いていきましょう。

※ フレットは汚れがたまりやすくので、こびりついた汚れが落ちるように念入りに磨きます。

 

ポリッシュを使う

普段のお手入れでは落ちない、しつこい汚れを落とします。ポリッシュを使うことでツヤが出ます。

クロスにポリッシュ(2~3滴程度)をつけます。ポリッシュのしみ込んだクロスでボディやヘッドまで、まんべんなく拭きあげましょう。

 

お手入れしている時は、フレットやブリッジなどをしっかり見る機会になります。異常がないか点検の意味もあるので、割れや破損がないかチェックしてあげましょうね

 

乾燥に注意して環境を整える

調湿剤.jpg

季節によって湿度が変化する日本では楽器の湿度調整も大切なメンテナンスの要素です。

演奏後にケースに入れるなら、調湿剤も入れておくと安心です。壁に掛けたりスタンドに置いたりしているのなら、室温と湿度はチェックしてあげましょう。

 

楽器に適切な湿度はこちら

 

大切なMYウクレレをイキイキとさせるメンテナンス。
ぜひ、やってみてくださいね!

 

 

 

 

 


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