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演奏の安定をつくる方法
名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

生徒さんの演奏動画を撮影するたびに感じていることがあります。
みんな、撮影を続ける毎にだんだん上手くなっていくなぁ!私も頑張らなきゃ😆
チャレンジするとしないのでは、大違い
定期的に生徒さんの演奏動画をUPしているのですが、演奏を残すにはメリットがたくさんあります。
撮影は緊張するしハードルが高いと思ったり、私は聴く専門でいいわと思ったり、まだ一歩を踏み出せないなんて方ももちろんいらっしゃいます。
でも、やっぱり「上手く演奏できるようになりたい!」と誰もが思いますよね?
演奏動画を撮影すると、いろんな気づきがあってチャレンジしないのは勿体ない!と思うんです。
チャレンジすると新しく何かスキルを一つ身につけられるようになるかもしれませんよ!
演奏するうえで土台となっているもの
先日、動画撮影を行ったのですが、演奏時にヘッドホンを付けてもらいました。
その時の動画がこちらです。
銀河鉄道999
リズミカルでとてもボリュームのある演奏動画になっていますよね?
生徒さんにはメロディパートをウクレレで演奏してもらっています。その動画に、ウクレレ伴奏パート、ベース、ドラムを重ねて動画は仕上がっているんです。
ソロ演奏も楽しいですが、いろんなパート楽器と一緒に演奏するのも楽しいんですよ。今回は後から他の楽器パートを入力しているんですけどね。
この「後から音を重ねる」ために、絶対に必要となるのが「土台」です。
安定感のある演奏をつくるために
複数のパートで演奏するには、リズム正確さやテンポ―キープがとても大切になります。
多くのレコーディング現場では、まずリズム隊(ドラムやベース等)が先にレコーディングを行います。この楽曲の土台ができた上にギターフレーズやボーカルを乗せていくわけです。
今回の演奏動画はウクレレメロディーパートを先行で撮影しています。
土台となるリズム隊の音源がないので、ヘッドホンでメトロノームのクリック音を聞きながら演奏してもらっています。
メトロノームに合わせて演奏をすることで、テンポキープがしっかり出来ているので後から他のパートの演奏を重ねられるんです。

簡単そうに見えるけど、メトロノームに合わせて弾くのは意外と難しいんだよ。
このメトロノームに合わせて演奏できるようになることで、リズムやテンポが安定し、それが演奏そのものの安定につながっています。
多少のミスタッチがあっても、演奏のテンポとリズムが乱れず流れるように最後まで演奏すれば、それは素晴らしい演奏となります。
アンサンブル演奏ではとても大切な事ですが、複数人でレッスンを受講する時でもテンポが安定していると調和が取れるので、初心者の方でもメトロノームを使う練習は少しづつでもチャレンジしていくと良いかと思います。
皆さんも今練習中の曲をメトロノームに合わせて弾いてみてくださいね。
リズム感を鍛える!お助けアプリを活用しよう
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音楽にとってリズムはすごく大切なことはよくわかってるんがけど、リズムトレーニングって楽しく出来ないのかな?😅
楽しいトレーニングなら続けやすいのに😩
リズム感は誰でも向上する
どの楽器の演奏にも、歌唱にも、欠かせないのがリズム感です。音楽だけじゃなく、ダンスにもリズム感は大切。リズム感を鍛えるといろんな技術がグッと向上します。
リズムに関する悩みについて、以前の記事でタイム感やテンポキープ、ビート感について紹介しています。
>>> リズムとは何かビートとは何かそしてテンポキープとは
リズムの大切さはわかっているんですよね。でも、後回しの練習にされがちなのが、リズムトレーニング。
そんな時は、気軽にリズム感向上に役立つスマホアプリを活用してみるのも良いかもしれませんよ。
リズム感トレーニングにおすすめアプリ
リズムトレーニングに欠かせないのが、メトロノームです。度々、ブログでもメトロノームについて書いてきましたが、みなさんはメトロノームを使って練習していますか?
なんとなく億劫でメトロノームを使えていない方は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。いつでも持ち歩いているスマホのアプリなら、とても気軽にメトロノームを使えるので練習のお供に使ってみるのも良いと思います。
Smart Metronome
とにかくシンプルで、テンポの変更も拍子の変更も簡単に出来ます。
特に振り子が搭載されているので、視覚的にテンポを確認できるのが良いところ。振り子の動きがリアルに再現されています。
Metronome: Tempo Lite
こちらのメトロノームアプリもシンプルな操作性で使いやすいです。
特に優秀なのは、クリック音にアクセントが付けられる点。例えば、2拍目、4拍目にアクセントをつける練習をする際はアクセントを付けたい拍をタップしておくだけで、アクセント付きのクリック音が鳴ってくれるところです。
リズムトレーナー
このアプリはメトロノームアプリではありませんが、基本リズムを習得するためのリズムエクササイズがたくさんあります。
レベルチェックのテストがあるので、まずは今の自分のレベルを確認してみるのも良いんじゃないかと思います。レベルは168まであるので、かなりのボリュームのエクササイズが楽しめます。
無料版は1日10分までの制限つきですが、十分リズムを楽しめますよ。

使いやすいアプリばかりですよ👌
リズムトレーナーは自分のリズムを客観的にアプリで確認できるのでやってみると面白いよ😆
躍動感が生まれるシンコペーションの効果
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ウクレレ学習中のスタッフのまゆみです。ちょっとずつ先生と演奏のお付き合いさせてもらってます。足引っ張り気味です😅
バッキング(伴奏)は曲のリズムを決める重要なパートなので、本当はとても難しいパートなんですよ💦
ビートとアクセント
ポップス・ロックの8ビートの曲は弱拍の2拍と4拍にスネアドラムでアクセントをつけます。ウクレレで伴奏を弾く時は、このアクセントをブラッシングで躍動感を出して演奏する事が多いです。
ただ、ブラッシングを入れるだけじゃなく、ストロークでのコード弾きとの音量のバランスも重要になってきます。 せっかくブラッシングしても、ストロークの音量とのバランスが悪いとアクセントとしてのブラッシングが生きてこなくなり、平坦なイメージになってしまいます。
そんな事を考えながら、ビート感を出せる伴奏ができるようになりたいですね。
シンコペーション
ポップス・ロックの場合、強拍の前の弱拍から音をつなげて、本来あるべきアクセントよりも前から音が出ている状態を「シンコペーション」と 呼ばれています。
よく「食う」と表現されて、リズムのアクセントが本来より前に食い込んでいるイメージから、「シンコペーション」を「食ってる」と言ったりします。
上記の譜面を見てみると、2拍目裏と3拍目表 がタイで繋がってる。4拍目裏と1拍目表がタイで繋がっている。
このメロディはシンコペーションのリズムと言えます。
表拍と裏拍については >>> リズムを基礎からやってみよう!その②
メロディがシンコペーションしているので、伴奏もシンコペーションで合わせれば、アクセントが引き立ち躍動感が生まれます。
シンコペーションはアクセントが裏拍にずれているので、聴き手は意識がグッと引っ張られる特徴のあるリズムになっているんです。
表拍と裏拍を意識して演奏するので、裏拍のリズムがうまく取る練習にもなりますね。
Monthly Play
今月はThe Beatlesの「I Will」をウクレレアンサンブルで演奏しました。
原曲はイントロもない短い曲ですが、メロディがキレイで派手な演奏ではないアコースティック感がとても良い曲です。なんか前向きになれる感じがします。
I Will
リズムとは何かビートとは何かそしてテンポキープとは
さてさて 今年も残り僅かになってきました。
朝晩の寒暖差が大きい日が続いていますがみなさん風邪などひかれていませんか?
どうも ベース ウクレレ講師の丹羽です。
以前 リズム感が悪いのとテンポキープが苦手なのと ゴッチャになってしまってる方が結構いらっしゃるというお話をさせていただきました。
その点について 普段私が考えている事を書かせて頂きます。
答えの一つが ビート感という考え方です。
ビートをしっかりと感じながら演奏する
まず最初に次のリズムをコードCで弾いてみてください。
このようなリズムがあったら 皆さんはどのように タイミングをとりながら演奏しますか?
という感じで演奏するのが当たり前ですよね。
しかし このままだと 4分音符の長さが正確に取れず ムラがあったり 、さらに4分音符よりも長い 2分音符だと より正確に音を伸ばすのは難しくなりますね。
よくあるのは 誰かと一緒に演奏するときに 音を出すタイミングが早くなったり遅くなったりで 上手くアンサンブルできなかったなんて事がありませんか?
最初にお話ししましたが これはリズム感が悪いというよりも 感じ方 (歌い方)がうまくいってないのでは?と思います。
ではどうすればいいのでしょう?
4ビートの曲 8ビートの曲 16ビートの曲
リズムには 4ビートとか8ビートとか16ビートとか あるのは聞いたことがありますよね。
これは演奏したり歌ったりする上で 感じていなければならない細かい音符があるということです。
ドラムの方と一緒に演奏したことがあるなら ハイハットで刻んでいる音符がそれです。
つまり8ビートの曲なら 先程の?のリズムは
8分音符を意識して感じながら演奏した方が 断然リズムが安定します。
このようなリズムも
ではなく
と意識して感じながら演奏するべきだと私は思います。
(16ビートならさらに細かくなりますね)
こうする事によって演奏するテンポに合わせて正確な音符の長さをキープできるだけでなく より複雑な リズム(符割り)も表現出来るようになります。
いわゆるリズム感 センスが良い演奏になります。
では その為の効果的なトレーニングは?
メトロノームを友達に!
ズバリ!メトロノームを使った練習です。
あの退屈な奴ですね。(笑)
先程の?のリズムを練習する時も
一般的にはメトロノームを4分音符で鳴らしますよね。
これを
このように8分音符で鳴らして演奏してみてください。
弾いていて随分 感覚が違うなと気づくと思います。
これが8ビートを感じながら演奏をするという事だと思います。
しばらく8分音符をメトロノームで鳴らしてトレーニングして 8分音符をしっかりと感じられる様になったら 今度は4分音符でメトロノームを鳴らして演奏してみてください。
先程とは弾いていて感覚が違いませんか?
これが8ビートを感じながら演奏するという事です。
8分音符でメトロノームを鳴らしてトレーニング そして8分音符をしっかりと感じられる様になったら 今度は4分音符でメトロノームを鳴らして演奏してみてください。
先程の8分音符の感覚が体の中に残っている事に気づいて頂けると思います。
ん~ まだ良くわからないな~という方はもう一度メトロノームを8分音符で鳴らしてトレーニングを続けて下さい。
諦めないで 根気良く続ければ 演奏中 自然に8ビートを意識している自分に気がつくと思いますよ。
演奏がどんどん楽しくなる
この感覚が身につくとsoloで弾くときも みんなでアンサンブルを楽しむ時も、より楽しくなりますよ!
どうかメトロノームを友達にして8ビートのトレーニングにチャレンジしてみてください。
皆さんが楽器を演奏する楽しさを さらに深めて頂けたら最高です。
リズムってホントに奥が深いですね。
Grasp music & style ではこのリズム強化のトレーニングにもしっかりと取り組んでおりますので どうぞお気軽にご相談下さいね
それでは また。
ビート感って何?
いやいや~ 2020年も11月に突入しました。
少し寒くなってきましたね。
みなさん風邪などひかれませんように。
寒いのは物凄く苦手な ベース・ウクレレ講師の丹羽です。
今日は少し リズムの基本に立ち返ってみましょう。
テンポ感とリズム感の 違いについてです。
「私はリズム感がないのでー」と仰る方が結構おられます。
演奏を聴かせて頂くと テンポキープが出来ていないとという方が ほとんどです。
これはタイム感が悪いと私は感じています。
これを解決するには......
メトロノームを使ったトレーニングが有効です!
これにつきますね。
少しステップアップしていくとこのメトロノームを使ったトレーニング(クリックを使ったトレーニング)も注意しないと弊害もあると言われていますが、基本はここです。
私も楽器を始めてレッスンを受け 師匠である後藤チビ太先生に メトロノームを使ったトレーニングの重要性をしっかりと教えて頂きました。
このリズムの捉え方について私なりの考え方を 少しずつお話をさせて頂きまね。
リズムとは何か?
次は 8ビート 16ビートについて書かせて頂きますね。
- 音楽に欠かせない3つの要素
- リズムとは何かビートとは何かそしてテンポキープとは
- リズムを基礎からやってみよう!その(1)
- リズムを基礎からやってみよう!その(2)
- リズムを基礎からやってみよう!その(3)
- リズムを基礎からやってみよう!その(4)