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2023-11-13 11:00:00

老けない人がしている 脳にいい習慣

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

 

一度経験すると脳が喜び、虜になる… “習い事の種類"

生き生きと過ごすために、おすすめの趣味があると、脳科学者の瀧靖之さんは言います。

「音楽は聴くだけでなく、演奏するといい。自らの手で音楽を“創造”することで、脳の『報酬系』と呼ばれる領域が活発になり快感を覚えるうえ、脳の認知機能を司る部分を刺激し、身体の協調運動をつかさどるさまざまな脳領域も活性化する」という――。

『70代でも老けない人がしている 脳にいい習慣「ほんの少し」でこんなに変わる!』より

 

音楽は聴くだけでなく、自ら演奏しよう

音楽を聴くことは、すぐにはじめられる手っ取り早い趣味としては、最適だと思います。

さらに望ましいのは、聴くだけではなく、自ら演奏すること。下手でもかまわないので、チャレンジすることがオススメなんだとか。

楽器が初心者で上手く弾けない。でも、悔しくて必死に練習します。
そして弾くほどに上達してきます。

弾けば弾くほどモチベーションが上がってきます。

子どもの頃の習い事なら先生の指示通りに弾くだけですが、大人になった今なら好きな曲を自由に選んで弾けます。

この自由な趣味が大人の楽しみ方なんでしょうね。

 

一度身につけてしまえば、この先もずっと弾き続けることができる。楽器の魅力は、こういうところにあります。

どの楽器でもいい、聴くだけではなく自ら奏でる快感は、一度経験すればわかるはずです。

 

楽器演奏が脳をとことん刺激する

楽器の演奏は、脳の活性化にとても良い効果があります。

まず指先をはじめ、肘、肩、体幹、それに脚まで動かす全身運動なので、脳のさまざまな領域を同時に刺激します。さらに譜面を見ながら演奏するとなると、脳の認知機能までフル稼働します。

そして脳を使っているのに、まったく疲れることはありません。

楽器が楽しくて、ずっと弾いていたくなる。こんな経験したことがある方もいらっしゃると思います。これは、自らの手で音楽を“創造”することで、脳の「報酬系」と呼ばれる領域が活発になり、快感を覚えるためです。

この時に、神経伝達物質「ドーパミン」が放出されます。それがまた、前頭葉をはじめ脳の認知機能を刺激します。

多くの楽器は両手を別々に動かします。身体の協調運動をつかさどるさまざまな脳領域も活性化するので、脳にとっては「いいこと尽くし」なんです。

 

音楽を聴くといい気分になる理由

楽器演奏はハードルが高いと感じるなら、まずは音楽を聴くだけでもいいと思います。

好きな音楽が流れるといい気分になるものですが、これにはちゃんとした理由があります。

音楽を聴いている時、やはり脳の「報酬系」が刺激されるそうです。

脳は欲求が満たされたとき、または満たされることが予測されるとき、活性化して「心地よい」という感覚になります

音楽を聴いて脳が活性化されるのなら、聴かない手はないでしょう!

 

さらに、音楽には眠っていた記憶を引き出す力もあります。昔よく聴いた曲をたまたま聴いて、当時の情景や周囲にいた人の顔が急に思い浮かぶ、という経験は誰にでもあると思います。

脳内では海馬などの記憶中枢が刺激を受けているわけです。曲によってはさまざまな想い出がよみがえるかもしれません。それは、脳が健全に反応しているということなんです。

実際、音楽は認知症の予防や進行抑制、あるいは記憶障害の治療の現場などでも取り入れられています。

このような音楽療法は、認知や記憶以外でも用いられていて、その効果は認められています。

 

聴いてよし、奏でてよし。
新しい曲も懐かしい曲も、わたしたちの脳にたくさんの刺激を与え、活性化させてくれる”音楽”。

誰でも「音楽の力」の恩恵を受けることが出来るのなら、最大限に活かして、楽器をはじめてみましょう!

 

参考:PRESIDENT Online「一度経験すると脳が喜び、虜になる…脳科学者が「高齢者は真っ先にやるといい」と説く"習い事の種類"」

 

 

 

 


2023-11-01 15:00:00

【弦楽器奏者のあなたへ】ストレッチだけで演奏が変わる!?腱鞘炎予防にも!

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

まゆみくん

季節が変わって、暑い日から寒くなっていく時期は身体がこわばりがち。
楽器演奏は日常では使わない筋肉を使うから、ちゃんとウォーミングアップしておくのが正解!!

 

演奏というのは運動である

ギターやベースを弾いた後、肩がこったと感じた経験はありませんか?
小さなウクレレであっても、手指に痛みを感じた経験ありませんか?

楽器演奏なんてたいした動きをしないじゃないかと、思う方もいるかもしれません。
でも、楽器演奏は日常生活であまり使わない筋肉を長く使うので、ちゃんとほぐしてあげるだけで体の動きやすさが変わってきます。

どんな運動でも準備運動なしではじめるのは危険ですよね?
準備運動をしておくと怪我の予防になることは誰もが知っていることです。

演奏は手指の運動です。
運動と言っても超絶フレーズを弾きまくったり、ヘッドバンキングで激しい上下運動をするわけではなく、ゆったりとした曲を弾いていたとしても、指が運動していることにかわりありません。

手指を動かしていると、そこにつながる腕や肩にも力が加わって関係しています。上半身がガチガチだと指も動かしにくくなります。

演奏前にもストレッチをやっておくと、スムーズに動かせるだけではなく、怪我の予防にもなるのでストレッチを取り入れてみるのも良い習慣になりますよ。

 

演奏前にストレッチを行うメリット

無駄な力みをなくす

練習をしていると、なかなか上手く弾けなくてムキになってしまい、肩や指に無理な力が入ってしまう。そんな経験ありませんか?

その力みは演奏にプラスになる要素がありません。

力むと「リズム」が安定しなくなりますし、スムーズな指の動きができなくなります。
無駄な力みをなくすことが、「演奏上達の秘訣」なんです。

そこで、ストレッチです。

ストレッチで上半身をほぐし、筋肉をリラックスさせることで、無駄な力が抜けやすくなります。力みがなくなれば、体は軽く自由になるので指の動がスムーズになります。

そして、血行が良くなるので手指が温まる効果もあります。

寒い時は指先が動かしにくい経験をしたことがあると思いますが、温めた方が指先は良く動きます。

身体が硬く動かしにくい状態で、練習をしようと、いきなり楽器を手にして無理に動かし続けると、手首や親指の付け根に痛みを感じることがあります。
そこで無理をしてしまうと、負担がかかった部分が腱鞘炎などの怪我につながる場合もあるんです。

腱鞘炎になるとしばらく楽器演奏ができないだけではなく、日常生活にも支障がでてくるので注意が必要です。

寒くなる時期は特にストレッチをして、演奏前の準備を万全にしておきましょう!

 

ウォーミングアップストレッチ

ギターやベースを弾く方は、肩や腕のストレッチからはじめると効果的です。

今回は手指のストレッチを紹介します。

 

その➀ 手首と腕の外側のストレッチ

1.手のひらを上にして腕を伸ばします。

2.手の甲に逆の手を添えます。

3.ゆっくり手首を自分の方に曲げて、手の甲と腕の外側が伸びているのを感じます。

4.ゆっくり元に戻します。

 

その② 指と腕の内側のストレッチ

1.手のひらを上にして腕を伸ばします。

2.指の上に逆側の指を添えます。

3.ゆっくりと手首を下に曲げて、指と腕の内側が伸びているのを感じます。

4.ゆっくり元に戻します。

 

その③ 親指と腕の内側のストレッチ

1.手のひらを上にして腕を伸ばします。

2.下から逆の手で親指をつかみます。

3.ゆっくり親指を下に伸ばし、親指と腕の内側が伸びているのを感じます。

4.ゆっくり元に戻します。

 

手指ケアマッサージ

練習後に手指のケアをしてあげると疲労が軽減しますよ。

 

胸筋群マッサージ

演奏するとついつい前かがみになりがちで、胸筋群が縮んでしまいます。
胸から腕の付け根にかけて、縮こまって硬くなった筋肉をやさしくほぐします。

 

手のひらマッサージ

たくさん指を動かすと手が疲れます。特に親指の付け根は疲労がたまりやすいので、親指の付け根から手のひらの筋肉に沿って念入りにほぐしてください。
手のひら全体もほぐします。手首から各指の付け根までなぞるようにマッサージしてください。

 

指関節ほぐし

指関節をはさんでよくもみほぐします。

 

指関節ほぐしは、女性に多い手指の病気にも効果的です。
むくみによって腱鞘が狭くなると起こる手指の病気。ほぐして循環を良くしてむくみをとることで改善しやすくなります。

 

どのストレッチも無理せずにゆっくりと行ってください。

痛すぎてできないという方もいらっしゃるかと思いますので、できる範囲で伸ばしたり、ほぐしたりして、より良い楽器演奏の環境を作っていきましょうね!

 

 

 

 

 


2023-08-05 15:00:00

驚愕!YouTube学習に効果なし!?

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

「動画を見るだけ」では効果なし!?

学校の授業でも動画視聴授業も多くなり、YouTubeのような動画配信での学習もたくさん提供されいます。

便利なように感じますが、最近、実はただ動画学習を「見るだけ」では学習効果があまりないことがわかっています

 

日本人は学校の授業で、教師が一方的に講義を行い、生徒はノートをとるだけに慣れています。
「授業に出て話を聞いていただけ」で学んだ気分になっていたけれど、あまり成果が上がらなかった経験が一度はあるのではないでしょうか。

学びの種類

欧米では、読書(受動的な学び)課題として出され、授業は主にディスカッションする(能動的な学び)といったように、アウトプットを行っているのです。

 

学びには組み合わせが欠かせない

「教わる」だけではなく、「演技する」「身体を動かす」「まとめる」「反復練習をする」といった実践的なアウトプットが組み合わされると、より身になるということなんです。

 

YouTubeなどの動画学習はインプットのみです。また、オススメ動画が次々に表示されて「見るだけ」を繰り返し、時間が過ぎていくことはしばしばありますよね。

見るだけでなんとなく理解した気持ちになってしまうことがあると思いますが、受け身で、一方通行な学びは、それが身についてスキルとなっているとは限りません。

 

より身につくものにするためには、実践的なアウトプットとの組み合わせが大切なんです。

 

楽器演奏でも「実践的な学び」が効果的

楽器演奏においても、基礎の学びから上級者テクニックまで、「教わる」のが一番早いです。

しかし、「教わる」だけでは演奏スキルとして身についてはいきません。「身体を動かす」「実践する」「反復練習」という能動的な学びと組み合わせることが大切です

 

一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションがあると、さらに効果的にスキルは身につきます。

 

「教わる」⇒「身体を動かす」⇒「フィードバックをもらう」⇒「実践する」⇒「フィードバックをもらう」⇒「実践する」⇒「教わる」、という実践的な学びのコミュニケーションがスキル向上の近道なんです。

 

学びのサイクル

 

より「実践的な学び」がもたらすサイクルはスキル定着を加速度的に変化させることでしょう。

 

明日からこれをやろう!

アウトプットにフォーカスして、「実践する」「反復練習をする」「演技する」を組み込んでみましょう。

一つのインプットに対してアウトプットをしっかり行うことで、スキルは身についていきますよ。

 

参考:東洋経済ONLINE|「YouTube学習=ほぼ時間の無駄」の決定的理由

 

 

 

 

 


2023-03-14 11:00:00

効率の良い練習法

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

毎日が忙しい。今日も一日が終わっていく。

仕事が繁忙期、毎日忙しい…。
家族の予定を優先してたら、いつまでたっても自分の時間が作れない…。

多忙な大人の皆さんなら、こんな風に感じた事が一度はあるのではないでしょうか?

1年の中でとても忙しくてなんだかバタバタしている時期というのもありますね。これは人によって違うのでしょうけど、ふと気づいたらあっという間に1ヶ月経っていたという経験したことがあると思います。

忙しい時ほど、自分を取り戻すためのスイッチを入れてあげて、良い生活サイクルにしながら、心を豊かにしたいですよね。だから趣味の時間は大切にして欲しいです。

せっかく趣味で楽器をはじめても、楽器にふれていないと自分が思ったように弾けなくなってイライラが積もってストレスになってしまいます。短時間でも音を出して、楽器で自分自身も癒してみましょう。

 

集中力を味方につける

と、言われても忙しくて全然練習できないんだよ…。

確かにそんな時もあると思います。

練習は長時間しなくてはいけないわけではありません。短時間でも練習効果があって、没入体験で心身がスッキリすることが可能なんです。

スポーツ選手が「ゾーンに入る」というのを聞いたことはないですか?

これは最も集中した状態になると素晴らしいパフォーマンスが出る事を「ゾーンに入る」と言われているんです。注目したいのが「集中した状態」です。

日常的にゾーンに入る程の集中できる事はあまりないかもしれません。しかし、誰でも「何かに集中」することは出来ます。

集中力を味方につければ、短時間で練習効果を上げて、没入体験を得ることが出来るという事です。

 

仕事にも役立つポモドーロテクニック

1980年代にフランチェスコ・シリロによって考案された時間管理術「ポモドーロテクニック」

タイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する方法で、名前のポモドーロはイタリア語で「トマト」のこと。トマト型のキッチンタイマーを使用したことから付けられたテクニック名です。

ポモドーロテクニック用のポモドーロ・タイマーもあり、勉強や作業タスクの効率化にメリットがあるとして注目されているんですよ。

トマトタイマー.png 

ポモドーロテクニックの手順

・タイマーを25分に設定して作業を開始する

・タイマーが鳴ったら、3~5分の休憩をとる

・4~5回に1回は、15~30分の長めの休憩をとる

 

仕事や勉強の場合なら「25分+5分」を1セットとして4〜5回繰り返し、30分休憩します。

時間のなかなか取れない時の楽器練習なら、余計な事を考えずに1セットだけをしっかりやってみる。時間が取れた時は、2セット目もやってみるといった感じですね。

 

人間が高い集中力を持続することができるのは、15分が限界と言われています

 

練習を開始する前にチューニングしたり楽譜を開いたりと、助走時間を加えて「25分」をひとつの区切りとし、高い集中力で効率の良い練習ができるというわけです。

 

練習を一つに絞る

短時間しか取れない時の練習にはたくさんの事をしようとせずに、「今日はこれ」と、一つに絞ると良いでしょう。

あれもこれもと意識が散漫になると集中できなくなります。例えば、

 

・今日はこの曲だけを弾いてみよう

・苦手な箇所だけ繰り返してやってみよう

・リズムトレーニングだけやってみよう

・クロマチックトレーニングだけやってみよう

 

10分〜15分集中するだけで練習効果は期待できると思いますよ!

 

 

 

 

 


2022-11-07 11:00:00

挑戦は楽しい

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

ウクレレ丹羽先生
丹羽先生

先日、開催しました『ぐらすぷ音楽祭』
今回がはじめての参加というの方が、数名おられました。
コロナ過で対面の音楽祭が開催できず、なかなか挑戦して頂く機会が無かったのですが、思い切って初参加をしてくださいました。

 

レッスンへの取り組み、意識の変化

これまでも真摯に楽器と向き合っておられましたが、音楽祭への参加を決められてからはビックリする位、音が変わって来ました。

人前で演奏するという、明確なゴールが決まった事で、そこに向かって出来る限り良い演奏が出来るよう、楽器を奏でる事により真剣になられた事はもちろんですが、それと共に、誰かの為に、聴いてくれる誰かの為にというアーティストとしての気持ちが開かれた様に思います。

 

堂々した音

さて、当日の演奏は…

細かいミスは誰にだってありますね。でもその演奏、出てきた音は持てる力を出し切った素晴らしいものでした。

ちょっと泣きそうになりました。

大拍手でした。

頑張りましたねー!!!

 

挑戦は続く

さて、今回の経験を元に、次の目標に向かってトレーニングが再スタートです。

「今後はこんな事に挑戦したい」「この曲を弾き語りしたい」などなど、
ワクワクして来ますね。

そんな生徒さんを見てると嬉しくて仕方ありません。

音楽にはこれで良いと言うものがありません。

なので、挑戦はずっと続きます。

でも、これって最高に楽しい事ですよね。

日常の中で、楽器を演奏する人にしか味わえない、喜び、楽しさ、そして緊張感と時には苦しみも…

私にはかけがえのない1日1日に思えてなりません。

楽し挑戦を続けていきましょう!

私自身も、皆さんに喜んで頂けるレッスン、納得して頂けるレッスンが出来るよう

挑戦を続けていきますね。

宜しくお願い致します!頑張ります!

 

 

 


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