名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
癒しのウクレレシリーズ 小川編
この動画では 左手は人差し指と小指しか使っていません。でも、とても美しく豊かな響きが生まれています。何故でしょう?
弾いているだけで楽しくなるコードパターンですが、少しだけ論理的に考えてみましょう。
美しい響き6度の音程
まず音程とはそもそも何なんでしょう?音程とは、2つの音の隔たりとか、距離ということです。図1を見てください。
ドの音からミの音までは音の高さの違いがありますね。この高さの違いを距離として考えます。
そしてこの距離を表す単位を「度」と言います。ドの音からソの音までの距離を「完全5度」と言います。図2
動画では 6度という音程の美しい響きが使われています。
コードの押さえ方はこんな感じです。図3
とりあえず弾いてみて下さい。左手の指使いは、2弦が人差し指、1弦が小指です。
いかがですか? なんか気持ち良くないですか?この2弦の音と1弦の音との距離が6度なんです。(実際は長6度と短6度ですがそこら辺の説明はまた別の機会に)
形が覚えられたら、是非動画と合わせて弾いてみてください。
図3 ① - ② - ③ - ① の順にコードを弾いています。ウクレレの良さを存分に味わって頂けると思います。
さて、なぜこんなに心地良い響きなのか?
次回は 3弦の音について説明させて頂きますね。