名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
年末の大掃除の季節ですね。
実は楽器もメンテナンスが必要!
また来年も良い音を出してもらうためにキレイにしてあげましょうね。
メンテナンスの基本
ウクレレを買ってから「特に何もしてない」という、嘘みたいな話が実はとても多いんです。そもそもお手入れって必要だと全く思っていない方もいるほど。
でも、ウクレレで良い演奏したいならお手入れはやっておくべき!
弾きにくくなったり、音色が悪くなったり、最悪の場合は修理に出す場合も。基本のお手入れを知っておきましょう!
普段のお手入れは簡単
日々の演奏後のお手入れは、楽器用のクロスで乾拭きするだけで大丈夫。ケースにしまう前にボディやネックを優しく拭いてあげましょう。
一見はそんなに汚れているように見えないウクレレでも、手汗やホコリがどんどん蓄積されているんです。
ここでタオルやハンカチで拭くのはNG。
汚れが落ちにくいのと、楽器に傷が付くことがあるので、楽器用のクロスを用意しましょう。
たまにはしっかりしたお手入れを
たまにはスペシャルなメンテナンスをしてあげましょう
オイルやポリッシュを使ってお手入れをしてあげると、楽器は綺麗になるだけでなく、木材の状態も良くなります。
弦交換のタイミングなら、弦を外してしまうので、指板のお手入れがとてもやりやすいです。逆に言えば弦交換のタイミングに必ずオイルを使うお手入れを取り入れてあげると綺麗を保てますよね。
ウクレレ弦の交換方法はこちらから
オイルとポリッシュは使用目的が違うので、使い分けましょう。
オイルを使う
指板に潤いをあたえ、ヒビ割れを防ぎます。指板をきれいにするために使用します。
指板オイル(2~3滴程度)をクロスにつけて(2~3滴程度)指板を拭きます。指板全体を拭いた後、フレットごとに1本ずつ丁寧に磨いていきましょう。
※ フレットは汚れがたまりやすくので、こびりついた汚れが落ちるように念入りに磨きます。
ポリッシュを使う
普段のお手入れでは落ちない、しつこい汚れを落とします。ポリッシュを使うことでツヤが出ます。
クロスにポリッシュ(2~3滴程度)をつけます。ポリッシュのしみ込んだクロスでボディやヘッドまで、まんべんなく拭きあげましょう。
お手入れしている時は、フレットやブリッジなどをしっかり見る機会になります。異常がないか点検の意味もあるので、割れや破損がないかチェックしてあげましょうね
乾燥に注意して環境を整える
季節によって湿度が変化する日本では楽器の湿度調整も大切なメンテナンスの要素です。
演奏後にケースに入れるなら、調湿剤も入れておくと安心です。壁に掛けたりスタンドに置いたりしているのなら、室温と湿度はチェックしてあげましょう。
楽器に適切な湿度はこちら
大丈夫?!楽器の湿度管理木は湿度によって「膨張と収縮」をします。 |
大切なMYウクレレをイキイキとさせるメンテナンス。
ぜひ、やってみてくださいね!