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2021-06-03 11:00:00

High Gならでは!ウクレレらしいを音作り

名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。

 

前回までのおさらい

動画 >>> 癒しのウクレレシリーズ 小川編

前々回は6度の響きについて説明しましたね。

 >>> 弾いていてひたすら気持ちい良い癒しの音とは

前回はオンコードについて説明しましたね。

 >>> 違いがわかる!押さえ方で変わるコードの響き

今回は4弦の音について解説していきます。

ペダルトーンとしての4弦ソの音

さて、もう一音説明をさせて頂きたい音、 4弦のソの音です。

もう一度、図3 を弾いてみてください。コードが変わっても4弦のソの音はずっと鳴っていますね。

この音を3弦のベース音と区別して、私はペダルトーンという考え方をしています。コード進行が変わっても持続する音ですね。(と考えると3弦ドの音もペダルトーンです)

 

この4弦のソの音が、ウクレレの特徴を発揮する音です。(High G チューニングに限ります)

4弦のソの音が鳴り続けると 簡単なコード進行がより美しい響きになります。ex.6

C - Dsus4/C - Fadd9/C - Cという複雑な名前のコード進行になります。

 

いやー、凄いですね。

 

この響きは、有名ウクレレプレイヤーの皆さんも演奏の中に取り入れてます。この響きの効果的な使い方、ダイナミクス、センスが人並み外れてるから素晴らしい演奏につながっているんですね。

 

Grasp music & style では、こんなウクレレならではのコードの響かせ方等も、レッスンの中に取り入れています。(もちろんある程度の理論学習も必要ですが)

 

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

これからもウクレレ演奏を楽しんでいきましょう!

 

 


2021-06-03 10:00:00

音の響きを楽しもう!

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ウクレレの癒し響きを楽しもう!

 

前回の小川編 >>> https://youtu.be/WqrOaeXeP0k と同様に1弦と2弦のみ押さえるコード構成で弾いています。

6度の響きの心地よさについては「弾いていてひたすら気持ち良い癒しの音とは」で説明しましたね。今回の焚き火編も6度の響きで奏でています。

図の①、②、③の3コードを弾いています。①⇒②⇒③⇒②の順番で弾いてみて下さい。左手の押さえは2弦が人差し指、1弦は小指が良いと思います。1弦と2弦の関係は6度の距離です。この心地よい響きと、ドのベース音ペダルトーンとしてのソの組み合わせがとても気持ち良い響きになります。

 

前回までのおさらい

ドのベース音について >>> 「違いがわかる!押さえ方で変わるコードの響き

ペダルトーンとしてのソについて >>> 「Hight Gならでは!ウクレレらしい音作り

 

ストロークも一工夫してみよう

4分音符でゆったりと弾いても心地良いですが、リズムを変えて弾いてみるの気持ちよいですよ。今回の焚き火編では右手を親指の腹と人差し指の腹で柔らかく8分音符のリズムで弾いています。

8分音符をアップダウンのストロークで演奏すると音がキリッとしますが、親指と人差し指でなでるように弾くとふんわりとした音色が出来上がります。

 

Grasp music & styleではこんな響かせ方やストロークでの音色の変化等も、レッスンに取り入れています。

気になる事があったら、どんどんご相談くださいね!

 

 


2021-03-13 10:00:00

大丈夫?!楽器の湿度管理

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温かくなったかと思えば、真冬の寒さがやってきて、かと思えば一日中雨が降ったりして…もう!体が気温についていけない!

四季のある日本では季節の移り変わりは気候変化も大きく、天気痛持ちの私としては季節の変わり目はしんどいのです。でも、この変化に影響受けているのは人間だけではありません。楽器だってそうなんです。

 

気にしてる?湿度コントロール

ん?湿度?何それ?って思った方は、今すぐ湿度を気にしてください!

日本の冬はカッサカサの乾燥と、夏はじっとじとの湿気で1年を通して湿度が大きく変化します。弦楽器であるギターやベース、ウクレレは「木」で出来ています。木は生き物。カッサカサの空気にもじっとじとの空気にも影響を受けてしまいます。水分を吸って膨らんだ木材を見たことがある方もいるのではないでしょうか?そう、木は湿度によって「膨張と収縮」をします。特にアコースティック楽器は影響を受けやすく、「アコギのネックが反った」なんてよく聞きますが、これは湿度の影響を受けているということなんです。

 

最適な湿度とは?

木は呼吸をしています。多湿時では水分を吸い込み膨張し、乾燥時では水分を吐き出し収縮します。では最適な湿度はどれくらいでしょう。

 

多湿 60%以上   木材が膨張し、トップが膨らみ、ネックが反る

最適 40%~50%  楽器に最適な環境

乾燥 30%~40%  ネックが縮み、反る

   20%~30%  トップが落ち込む

   20%以下   トップは割れる ブリッジが剥がれる

 

最適な湿度は40%~50%なんですね。冬はお部屋に加湿器を置いたりして乾燥を防いでいるかと思いますが、どれくらいの湿度なのかチェックしてみる事をおススメします。加湿器のすぐ横に楽器を置いて多湿状態になっていると、木の鳴りに影響が出てきます。音が鳴らない!なんて事がないように気をつけてくださいね。

 

湿度管理をしよう!

湿度調整剤は有効な対策方法です。

湿度コントロール機能があるため、夏の湿気・冬の乾燥におススメです。楽器ケースに入れておけば、ケース内は一定の湿度をキープしてくれるので楽器の保管には必須アイテムと言えます。

塗装されていない指板は乾燥を防ぐために使用後にクロスでキレイに拭いてあげたり、弦交換時にオレンジオイルで保湿してあげると良いですよ。定期的なお手入れとしてオレンジオイルとマイクロファイバークロスは持っておいた方が良いアイテムです。汚れも落ちて保湿も出来る大事なメンテナンスです。

 

 

 

 

2020-02-17 17:30:00

弦楽器に必須のアクセサリーって?

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楽器を始めようと決めて最初に購入するのがもちろん楽器なのですが、その他アクセサリーは何が必要なのかな?

また今度買えばいいかって思って、後回しにしちゃってる物って結構ありますよね。 

 

使用頻度の高いアクセサリーは?

これは楽器とセットで購入する事が多いはずのアクセサリー

 

☆チューナー

チューニングしなきゃ始まらない。チューナーは欠かせない。

スマホアプリのチューナーという方もいるかもしれませんが、ギターより弦長の短いウクレレはチューニングが狂いやすいので、すぐ使えるチューナーが必須アクセサリー。チューニングの正確さはアプリよりチューナーが絶対に良いので必ず持っておきましょう。

 

 

☆ストラップ

楽器初心者は演奏フォームがしっかり固まるまではストラップがあった方が良いです。アコースティックは座って演奏する・立って演奏する、環境によって必要さの感じ方が変わってきますが、エレキギター・エレキベースは楽器重量があるので必須アイテム。

 

 

☆クリーニングクロス

弾いた後にクロスで拭いてあげるときれな状態を保つ事が出来ます。手は結構汚れていて手汗などが付着して楽器は汚れてしまいます。

 

  

楽器購入後に欲しくなってくるアクセサリー

☆弦

弦は消耗品。当然交換しなくてはいけません。劣化した弦はチューニングが合わなくなったり、クリアに音が出なかったり演奏に影響が出るので一定間隔で弦交換が必要です。

 



☆メトロノーム

楽器上達には必須となるリズム。リズムトレーニングに欠かせないのがメトロノーム。リズムとテンポがよれていると初心者から脱出出来ません。演奏をレベルアップしたいなら、多機能メトロノームを持っておきましょう。

 

 

☆スタンド

お家で壁に立てかけて置いているという方もいらっしゃると思いますが、ギターなどネックの長い楽器は注意が必要です。ネックが反ってしまうことも。ウクレレのような軽い楽器は振動で倒れやすく、自宅でハードケースに入れていないのであればスタンドを使用する事がオススメ。持ち運びできるスタンドならいつでもカバンに入れて楽器をセットすることができます。

 

 

☆オイル

日頃のお手入れはクロスの拭き上げで良いのですが、弦交換のタイミングなどでオイルを使ってメンテしてあげると汚れも取れるし、保湿効果もあるので定期的に使いたいのがオイルです。

 

 

その他、楽器によってはピック(ギターは必須だね)やストリングワインダー(エレキベースにはあると便利)などいろいろ欲しくなるアクセサリーはありますが、大切に楽器を扱うために必要なものを少しずつ買っていきましょうね♪

 

 

 


2018-07-11 23:40:00

ウクレレの弦を交換してみよう!(2)

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ウクレレの見た目をちょっと可愛くしてみたくなったGrasp music & style スタッフMです。

左:マロン 中央:クリア 右:レインボー

 

ナイロン弦にもいろんな種類がある

ウクレレ弦はいろんな素材の物があります。

前回書きました >>> ウクレレの弦を交換してみよう!(1)

最近、個人的にナイロン弦の良さを再発見したので、いろんなナイロン弦をそろえてみることにしました。ナイロン弦には「色」の差でわずかながら音色に変化が現れます。色はクリア、ブラック、などがありますが、この着色の差で音の硬さの違いが現れると言われています。もともとナイロン弦はやわらかい音がしますが、ブラックの方がクリアより硬い音がする印象です。

今回、マロンとレインボーのナイロン弦を試してみようと取り寄せてみました。マロン(茶色)は優しい音との評判なので前から気になっていました。

 

弦を替えるとウクレレの見た目は変わるのか?

お店に飾ってあるアウトドアウクレレ。プラスチックなので見た目が同色でなんだか地味だなぁ。しかもクリア弦張ってあるし。これはちょっと変えてみる価値があるかも。。。

 

取り出してみたのはレインボー弦。紫・オレンジ・緑・赤の4色。そんなに濃い色じゃなくてキレイ。白っぽいウクレレならかなり弦の色が映えそうな気がします。

 

ちょっと写真ではわかりにくいけど、ウクレレがすこし華やかになったような気が!?

弾いてみると、ナイロン弦は柔らかいので指の当たりがやさしく押さえやすい。ポロンポロンと優しい音。見た目が可愛くなるだけじゃなくて、優しい音が女子の心をくすぐります♪

 

 

 


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