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自分のタイム感と向き合うためのリズム遊び
名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
リズム感UP 体でリズムをとらえよう
教室移転感謝キャンペーンの位置づけで開催しました、ワークショップ。
第2弾の「リズム感UP 体でリズムをとらえよう」を4月3日に開催しました。
通常レッスンでもリズム練習は行っていますが、やはりリズム感に関しては不得意という方も多く、なかなかリズムを正確にとらえられずに苦戦するという事は珍しくありません。
メトロノームに合わせてみよう
講師を務めて頂いたのは、丹菊基雄先生。数多くのアーティストのツアーメンバーや劇場サーポートとして活動されているプロドラマーです。とても気さくな先生なので、硬くならずに遊び感覚で続けられるリズム遊びを中心にワークショップを展開していただきました。
今回のワークショップは楽器を使わずに、手拍子、足ふみ、声、自分の体を使ってリズムを感じていきます。もちろん、メトロノームは使います!メトロノームに合わせて、手拍子。ただ手を叩くのではなく、リズム(メトロノームの音)をしっかり”点”でとらえて、”点”に合わせて手を叩く。間延びすることなく、しっかり”点”を狙って合わせられるか。
メトロノームの音に合わせて手を叩く。簡単そうですが、これがなかなか奥深い。
メトロノームの音が無くなったらどうなる?
1拍ずつでメトロノームを鳴らして感覚をしっかりつかんだら、メトロノームの音を中抜きして同じテンポで手拍子とメトロノームの音が交互に鳴る感じでやってみます。
1拍目(メトロノーム)2拍目(手拍子)3拍目(メトロノーム)4拍目(手拍子)
メトロノームの音というガイドが無くなったら、突然手拍子のタイミングが狂いだす人も・・・。
1拍目(手拍子)2拍目(メトロノーム)3拍目(手拍子)4拍目(メトロノーム)
メトロノームが先行してないから1拍目の手拍子が入れない・・・。
手拍子にくわえて声を出してみたらどうなる?
メトロノームの音、手拍子に加えて、声を「ワン・ツー」と出してみる。要素が一つ加わると手拍子も上手く打てなくなったり、途端に混乱してしまうなんてこともあります。
メトロノームを使ったリズム遊び
簡単なリズムでメトロノームと手拍子のアンサンブルを遊び感覚で繰り返し続けると、リズムがどんどん身につきます。今回のワークショップで、自分の感じていたリズムが少し前のめりだったと気づいたり、裏拍を上手く取れなかったりと、今の自分のタイム感がわかったようです。トレーニングだと続けるのもしんどくなってきちゃうけど、メトロノームと遊び感覚で続けられれば、少しずつ難しいリズムにもチャレンジしていけるようになるので、まずは簡単なリズムでメトロノームと一緒に遊んでみましょう!
楽しいワークショップでした。丹菊先生、ありがとうございました!