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2022-07-02 11:00:00
今さら聞けない譜表のいろいろ
名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
おさらい
もう一度、音名表記を確認しておこう!
>>> 今さら聞けない音の高さを表す音名
高音部譜表
ト音記号を使用した五線譜を「高音部譜表」と言います。ヴァイオリンやフルート等の高音に強い楽器の表記に使われます。
ト音は「ソ」「G」です。G3の音がどこなのかを指定しているのがト音記号という事です。
低音部譜表
ヘ音記号を使用した五線譜を「低音部譜表」と言います。ベースを担当する低音域に強い楽器の表記に使われます。
へ音は「ファ」「F」です。F2の音がどこであるかを指定しているのがヘ音記号という事です。
アルト譜表・テナー譜表
ハ音記号は「中音部記号」と呼ばれ、中音域に強い楽器の表記に使う「アルト譜表」や、中低音域の楽器の高音域の表記に使う「テナー譜表」などがあります。曲中に音部記号が変化して、「低音部譜表」から「テナー譜表」に切り替わるなんて事があるのですが、これは出来るだけ音符を五線譜に収めて譜面を読みやすくするために音部記号を使い分けているのです。
ハ音は「ド」「C」です。C3の音がどこであるかを指定しているのがハ音記号という事です。
アルト譜表
テナー譜表
大譜表
「高音部譜表」と「低音部譜表」を合わせたものを「大譜表」と言います。ピアノなどの音域の広い楽器の表記に使います。
音部記号の意味がわかりました!