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弾き語りで大切にすべきこととは?
名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
この前、Instagramの弾き語り動画見てたら
どんな曲でも同じストローク、同じリズムで演奏を終える
全く同じで、バリエーションの無い投稿があって
なんだかせっかく投稿してるのにもったいないなぁって思ったんですよね。
「弾き語り」という演奏を楽しむには
演奏を楽しむ形はいろいろあります。
1人で演奏して楽しむ形や、みんなで一緒に演奏して楽しむ形。または、インストと言われる楽器だけで演奏する形や、歌と演奏を楽しむ弾き語りという形。
ソロ演奏
アンサンブル演奏
弾き語り
人それぞれやってみたいと思う楽しみ方は違うと思いますが、レッスンに通ってくれている生徒さんにも人気の楽しみ方の「弾き語り」。
今回は「弾き語り」について考えてみたいと思います。
どんな曲にもストーリーがある
歌詞に物語が込められているのは誰でも知っていることですが、演奏も同じように曲の物語をより色鮮やかにしています。
弾き語りで1曲を通して楽器演奏がのっぺりとした変化の無いものだったら、歌詞に込められた物語が平坦に聴こえてしまいます。
この曲はどんなストーリーなのか考えて、演奏に変化をつけてみるのが良いと思います。
生徒さんの演奏
チェリー ーウクレレ弾き語りー
伴奏の弾き方を曲中で何度か変えています。
伴奏は歌と合ったリズムを奏でながら、1小節のストロークの中にも強弱のアクセントをつけて、リズミックな演奏の部分もあったり、ゆったりと歌を聴かせる部分があったりバリエーション豊かです。
歌と演奏とのリズムが合っているというのは、例えばメロディがシンコペーションしているなら、伴奏もシンコペーションをして曲の流れをスムーズにしながら聴き手を引き込んでいく効果を作り出せます。
弾き語りは「歌」を引き立てる楽器演奏を心がけるのがポイントです。
編集技術も利用してみる
弾き語りを楽しむ時、もし撮影してSNSに投稿しようと考えるなら「編集」という技術を活用しない手はありません。
曲の厚みを出すには様々な技法がありますが、ボーカルに効果的なのが”ダブリング”です。
生徒さんの演奏
誰もいない海 ーウクレレ弾き語りー
同じボーカリストが同じフレーズを2回歌って録音し重ねる技法のことをダブリングと言います。
微妙なズレがコーラスのような効果を作り、歌にグッと厚みを出すことができます。
この技法は多くのアーティストが使っていて、あのビートルズもレコーディングに採用している技法なんですよ。
Grasp music & styleでは、弾き語り演奏に合わせたアレンジで、より魅力的に演奏できるようになるレッスンを行なっています。
自分らしい歌と演奏を動画で配信するお手伝いも行なっているので、「こんな演奏がしたい!」と目標があるならご相談くださいね。