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ウクレレ de ビートルズの会 No.9 Oh! Darling
名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
ブルージーな響き
「Blues」って聞いたことありますよね?何となく音楽のジャンルだとは知っていると言う方は多いと思います。日本でも「柳ヶ瀬ブルース」とか「伊勢崎町ブルース」とか「夜霧のブルース」とタイトルに『ブルース』と付いているものがたくさん存在します。
では、『ブルース』とはどのような音楽のジャンルなのか?
現在は多岐に渡って発展していますが、元は黒人霊歌であり、孤独や悲しみを歌で表現したものが由来とされています。ジャズやロックのルーツとしても知られています。
ギターなどで伴奏をし歌うことで感情表現をしたブルースですが、ルールがあり、ブルース進行と言われる12小節を基本とするコード進行をワンコーラスとして歌うこと。
では、ブルース進行以外は『ブルース』ではなのかと言うとそうでは無いと思います。
悲しみを表現した音楽も、色で例えるならまさに「ブルーBlue」で『ブルース』とも言えるし、また、コード進行はブルース形式では無いものの「ブルーノートスケール」と言われる音階を使用する事でブルージーなフレーズを作り出す事もできる。
『ブルース』の解釈は多岐に渡り、様々なジャンルの音楽に影響を与えながら発展した音楽と言えるのだと思います。
ウクレレ de ビートルズの会 No.9
ビートルズの作品の中でも、ブルージーな響きが際立つのが「Oh! Darling」
ビートルズが作った『ブルース』と言う方もいらっしゃいますが、それはラの♭(ブルーノート)を使ったメロディがブルージーな響きを出していて、ブルースと解釈することもできるからでしょう。
このブルージーな響きをウクレレの可愛らしい音色で弾いてみたら、何とも愛おしい響きになりました。
Oh! Darling
ウクレレ de ビートルズの会 No.8 Let it be
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ビートルズ最後のシングル
諸説あるようですが、ビートルズが活動中に発売した最後のシングルとなったのが「Let it be」
この頃ビートルズの解散は不可避状態であったようで、それらを全て受け入れ作られたのがこの曲。
亡き母が夢に出てきてポールの枕元で「あるがままでいい」と囁いた事がインスピレーションとなって作曲されたそうですが、「あるがままで自然に身を任せてみよう」と言う、やるべき事は全てやって来た抗う事なく受け入れようと言う思いが、畳みかけるように繰り返される"Let it be"に込められている様に感じます。
ウクレレ de ビートルズの会 No.8
曲にはいろんな背景があって出来上がっているのですが、聴く人によって受け止めが変わっても良いのだと思います。音楽というのは人を勇気づける力を持っています。それは曲だけでなく、演奏者にもその力があると思います。懸命に演奏する姿に勇気をもらうこともあるでしょう。「Let it be」たくさんの方への応援歌になる曲だと思います。
Let it be
ウクレレ de ビートルズの会 No.7 Eight Days A Week
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Eight Days A Week
1960年代、当時人気絶頂だったビートルズ。あまりの多忙さにリンゴ・スターがつぶやいた「週に8日も仕事だなんて…」週に8日って上手いこと言いましたね。笑
もっと上手いなと思うのが、”週に8日分も君を愛せるんだ”ってラブソングにしちゃう所が天才的。恋人への愛の強さの表現に変えてしまいました。
ウクレレ de ビートルズの会 No.7
ビートルズが大好きで、ウクレレでビートルズの曲を演奏したいとウクレレを始めた頃から言ってくれていましたが、ついに実現することになりました。ビートルズのイラストも描いてくれたのでサムネイルにも使わせて頂きました!
3人でアンサンブル。ウクレレとエレキベースの構成です。Eight Days A Weekは三連符が印象的な曲となっているので、三連符や跳ねるリズムの曲の練習曲としても最適だと思います。ウクレレの演奏ならゆっくりテンポでも可愛らしい感じになりますね。
Eight Days A Week
ウクレレ de ビートルズの会 No.6 Here comes the sun
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コロナ禍でウクレレが流行っているらしい
おうち時間を楽しむの楽器を始める人が増えているらしい。Grasp music & styleでもウクレレの販売をしていますが、ウクレレを始めたいというお問い合わせが多く、初心者向けウクレレはなかなか入荷しない時期がありました。音楽を楽しむ方が増えるのはとても嬉しい事です。ギターを始める方も多いようですが、おうちで練習するのに楽器の音量を気にしたり、楽器自体の大きさを気にしてウクレレを選ぶ方が多いんだとか。
コロナ禍だから心に響く曲がある
個人的にビートルズの曲で一番好きな曲が「Here comes the sun」
春の暖かな陽差しを庭で感じながら作った曲と言われています。長い冬が終わり暖かい春を太陽で感じている様子が、まさにコロナ禍で厳しい日々を送る今、私達にとって希望の曲に感じられないでしょうか?「It's all right」という歌詞が「もう大丈夫だよ」と温かい言葉をくれるんです。こんなに優しい希望の曲はコロナ禍の私達に響かないはずがないと思います。
この曲はジョージ・ハリスンの傑作で、親友のエリック・クラプトンの家に訪れた時に作った曲と言うのが、彼らの関係性がどれほど良好だった伺えますね。
ウクレレ de ビートルズの会 No.6
ウクレレの柔らかな音色は「Here comes the sun」の春の暖か陽差しのイメージにピッタリで、癒しと前向きな気分を与えてくれます。
Here comes the sun
ウクレレ de ビートルズの会 No.5 Please Please Me
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僕を喜ばせておくれよ
ビートルズの2ndシングル「Please Please Me」
メンバーがオリジナル曲のリリースにこだわり、プロデューサーからの「1作目の負けない曲をを作ってこい」の声に応え、アレンジを加えて見事ヒット曲を生み出したと言うのがこの曲。
曲名の「プリーズ・プリーズ・ミー」は言葉遊びになっていて、1つ目のPleaseは「どうぞ~」お願いという意味で副詞として使われていますが、2つ目のPleaseは「人を喜ばせる」という他動詞として使われています。
お願いだから、僕を喜ばせておくれよ!
CM曲にも使われるカッコよさ
1963年リリースの曲ですが、年代を超えてみんなが知っている曲には理由があります。カッコいい曲はCMなどのイメージソングとして使用され、何年経ってもみんなの耳に届いているのです。
ウクレレ de ビートルズの会 No.5
リズミカルな曲をカッコよく演奏するには、テンポキープが重要です。ウクレレでの演奏の場合は可愛い音色でまったりとしたイメージになりがちなので、ロック等の曲調なら曲の最後まで走り切る勢いも大事です。力みを無くし、軽快に演奏するのは誰しも持っている課題かもしれないですね。
軽快な演奏ならウクレレの音色の可愛らしさも、曲のカッコよさとの相性がグンとアップして、本当に聴いていて心地良くなりますね。
Please Please Me