名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
季節が変わって、暑い日から寒くなっていく時期は身体がこわばりがち。
楽器演奏は日常では使わない筋肉を使うから、ちゃんとウォーミングアップしておくのが正解!!
演奏というのは運動である
ギターやベースを弾いた後、肩がこったと感じた経験はありませんか?
小さなウクレレであっても、手指に痛みを感じた経験ありませんか?
楽器演奏なんてたいした動きをしないじゃないかと、思う方もいるかもしれません。
でも、楽器演奏は日常生活であまり使わない筋肉を長く使うので、ちゃんとほぐしてあげるだけで体の動きやすさが変わってきます。
どんな運動でも準備運動なしではじめるのは危険ですよね?
準備運動をしておくと怪我の予防になることは誰もが知っていることです。
演奏は手指の運動です。
運動と言っても超絶フレーズを弾きまくったり、ヘッドバンキングで激しい上下運動をするわけではなく、ゆったりとした曲を弾いていたとしても、指が運動していることにかわりありません。
手指を動かしていると、そこにつながる腕や肩にも力が加わって関係しています。上半身がガチガチだと指も動かしにくくなります。
演奏前にもストレッチをやっておくと、スムーズに動かせるだけではなく、怪我の予防にもなるのでストレッチを取り入れてみるのも良い習慣になりますよ。
演奏前にストレッチを行うメリット
無駄な力みをなくす
練習をしていると、なかなか上手く弾けなくてムキになってしまい、肩や指に無理な力が入ってしまう。そんな経験ありませんか?
その力みは演奏にプラスになる要素がありません。
力むと「リズム」が安定しなくなりますし、スムーズな指の動きができなくなります。
無駄な力みをなくすことが、「演奏上達の秘訣」なんです。
そこで、ストレッチです。
ストレッチで上半身をほぐし、筋肉をリラックスさせることで、無駄な力が抜けやすくなります。力みがなくなれば、体は軽く自由になるので指の動がスムーズになります。
そして、血行が良くなるので手指が温まる効果もあります。
寒い時は指先が動かしにくい経験をしたことがあると思いますが、温めた方が指先は良く動きます。
身体が硬く動かしにくい状態で、練習をしようと、いきなり楽器を手にして無理に動かし続けると、手首や親指の付け根に痛みを感じることがあります。
そこで無理をしてしまうと、負担がかかった部分が腱鞘炎などの怪我につながる場合もあるんです。
腱鞘炎になるとしばらく楽器演奏ができないだけではなく、日常生活にも支障がでてくるので注意が必要です。
寒くなる時期は特にストレッチをして、演奏前の準備を万全にしておきましょう!
ウォーミングアップストレッチ
ギターやベースを弾く方は、肩や腕のストレッチからはじめると効果的です。
今回は手指のストレッチを紹介します。
その➀ 手首と腕の外側のストレッチ
1.手のひらを上にして腕を伸ばします。
2.手の甲に逆の手を添えます。
3.ゆっくり手首を自分の方に曲げて、手の甲と腕の外側が伸びているのを感じます。
4.ゆっくり元に戻します。
その② 指と腕の内側のストレッチ
1.手のひらを上にして腕を伸ばします。
2.指の上に逆側の指を添えます。
3.ゆっくりと手首を下に曲げて、指と腕の内側が伸びているのを感じます。
4.ゆっくり元に戻します。
その③ 親指と腕の内側のストレッチ
1.手のひらを上にして腕を伸ばします。
2.下から逆の手で親指をつかみます。
3.ゆっくり親指を下に伸ばし、親指と腕の内側が伸びているのを感じます。
4.ゆっくり元に戻します。
手指ケアマッサージ
練習後に手指のケアをしてあげると疲労が軽減しますよ。
胸筋群マッサージ
演奏するとついつい前かがみになりがちで、胸筋群が縮んでしまいます。
胸から腕の付け根にかけて、縮こまって硬くなった筋肉をやさしくほぐします。
手のひらマッサージ
たくさん指を動かすと手が疲れます。特に親指の付け根は疲労がたまりやすいので、親指の付け根から手のひらの筋肉に沿って念入りにほぐしてください。
手のひら全体もほぐします。手首から各指の付け根までなぞるようにマッサージしてください。
指関節ほぐし
指関節をはさんでよくもみほぐします。
指関節ほぐしは、女性に多い手指の病気にも効果的です。
むくみによって腱鞘が狭くなると起こる手指の病気。ほぐして循環を良くしてむくみをとることで改善しやすくなります。
どのストレッチも無理せずにゆっくりと行ってください。
痛すぎてできないという方もいらっしゃるかと思いますので、できる範囲で伸ばしたり、ほぐしたりして、より良い楽器演奏の環境を作っていきましょうね!
ありがとうございました! 楽しかった! ぐらすぷ音楽祭
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ぐらすぷ音楽祭 2023を開催しました!
今年のぐらすぷ音楽祭は、名古屋市西文化小劇場のホールで開催しました。
はじめてのホールでの発表会なので、どんな発表会になるのかドキドキしての会場入りです。
出演者のみなさんには、午前中からリハーサルに来ていただき、会場の大きさやステージの雰囲気をまずは感じていただきました。
今年のぐらすぷ音楽祭が初参加の方もたくさんいらっしゃいましたので、本番前のリハーサルで雰囲気を感じてもらえたのはとても良かったなと感じました。
ウクレレ演奏とギター演奏の音楽祭ですので、リハーサルでサウンドチェックをしっかり行っています。
はじめてのホールでの演奏。客席とステージの広さをあらためて感じます。後ろの方のお客様までしっかり演奏が届きますように。
音楽祭では、ソロ演奏、アンサンブル演奏、弾き語りなど、出演者の個性を活かした様々な演奏をしていただきました。
客席から見るステージは大きくて、すごく奥行きがあるのがわかります。
ステージから客席は暗くてあんまり見えてなかったみたいです。笑
”みんなで弾こう”演奏では3列になって演奏しました。
ステージが大きいと大人数の演奏が出来るのでいいですね。
たくさんの方に支えられて開催できました。ありがとうございました!
懸命に演奏してくれた出演者のみなさん、ありがとうございました!
たくさんの方々に足を運んでいただき、無事にぐらすぷ音楽祭は終了することができました。
音響、舞台、映像のみなさん、たくさんの力をお貸しいただき感謝しています。
ぐらすぷ音楽祭を支えていただいたみなさん、本当にありがとうございました!
いよいよ明日は、ぐらすぷ音楽祭です!
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ステージに立つという目標は効果的にスキルアップする
毎年恒例となっている”ぐらすぷ音楽祭”
今年初めての試みで、文化小劇場のホールをお借りして発表会を開催することになりました。
ウクレレとギターの生徒のみなさんが演奏してくれるのですが、ウクレレという小さな楽器でホール演奏するのは音響に力を入れなくてはいけません。
Grasp music & styleでは、発表会の音響にはこだわっていて、プロの音響さんにお願いして音作りをしていただいているのですが、今回は会場がホールなので、どんな風にお聴きいただく皆さんに音をお届けできるのか不安まじりのドキドキが止まりません。
演奏する生徒のみなさんには、いつも通り伸び伸びと演奏して欲しいなと思っています。
毎回感じることがあります。
ぐらすぷ音楽祭に向けてレッスンをして、各自練習を重ねるのですが、この「ステージに立つ」という緊張感が練習にも大きな影響を与えます。
集中力が高まるのだと思いますが、グンと演奏スキルが上がるのがわかります。
ステージに立つ目標を持つことによって、こんな演奏がしたいという明確な演奏イメージが持ちやすくなるので、当日までにイメージ通りの演奏ができるようになる!という気持ちで練習に集中するので、短期間で演奏スキルが向上するんでしょうね。
明確な目標や演奏イメージと持つことがいかに大切か、発表会の度に感じています。
今日まで一生懸命に練習してきた曲です。あとは当日、思いっきり楽しんで弾きたいですね!
ぐらすぷ音楽祭 2023
開催日時:2023年10月7日(土)
開場:13:00
開演:13:30
入場:無料
会場:名古屋市西文化小劇場
〒451-0062 名古屋市西区花の木2丁目18-23
入場は無料です。
ご予定が空いていたらぜひ聴きにいらしてください。
ウクレレアンサンブルクラス ミニコンサートを開催しました!
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ウクレレアンサンブルクラスはじめてのコンサート
ウクレレの楽しみ方にはいろんな種類があって、弾き語り、ソロ演奏、アンサンブル(合奏)などがあります。
ウクレレは一人でも、みんなでも、弾いても、聴いても、楽しめて気軽にはじめられる楽器なんです。
でも、気軽にはじめられるウクレレであっても、楽器は楽器。
音楽をする上での基礎となるハーモニーやリズムはしっかり理解しておくべきなんです。
そして誰かに聴いてもらえるような演奏が出来るようになっていく。音楽の可能性は無限に広がります。
ウクレレという小さな楽器でも、難易度の高い演奏も出来るし、人数が増えれば音量だって大きくなる。
コンサートだってできるんです。
ウクレレアンサンブルクラスを開講してから、レパートリーもずいぶん増えてきたのでミニコンサートを開催しました。
教室内で行ったミニコンサートでしたので、緊張感もありながら穏やかな雰囲気で演奏することができました。
やはり人前で演奏するのは、演奏の意識が高まりますし、集中力も必要になります。
1曲1曲、日頃の練習の成果を出し切ろうと少し力が入ってしまう場面もありましたが、メンバーの皆さんは最後まで懸命に演奏してくれました。
聴きに来てくれたお客様にウクレレアンサンブルの楽しさが伝わっていたらコンサートは成功になるんでしょうね。
コンサート終了後にお客様からいろいろアンサンブルについて質問を受けたり、少しお話することも出来たので、きっと楽しんでいただけたのではないでしょうか。
誰かに聴いてもらえるように日頃から練習していくことには、大きな意味があると思います。
演奏の精度が上がることはもちろんですが、楽器と向き合う姿勢や、音楽を楽しむことを誰かと共有する想いが音に乗って表れるような気がしています。
これからもウクレレアンサンブルの楽しさをたくさんの方にお伝えする機会を作っていきたいですね。
【今回のウクレレアンサンブルミニコンサートのSETLIST】
Rhythm of the rain
Puff
Please Mr. postman
Fly me to the moon
Blue Muu Muu
Hello Goodbye
Something Stupid
カントリーロード
雨にぬれても
どんなときも。
お聴きいただいた皆様ありがとうございました!
教えてドラえもん!跳ねるリズムってなに?
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跳ねるってなに?
まずは跳ねるリズムのお話の前に、8分音符を弾くことができますか?
8分音符は4分音符の半分の音の長さのこと。
4分音符の長さを、均等に2回弾くのが8分音符ですね。このリズムを”イーブン”と言います。
通常は何も指示がなければ、8分音符はこの”イーブン”均等に弾きます。
上記の記号が譜面の最初に記載されているのを見たことないでしょうか?
楽譜の先頭に記載されているのに気づいた方もいらっしゃるかと思います。
これが跳ねる曲を示している”シャッフル”記号です。この記号が出てきたらイーブンのリズムではないと言う事なんです。
では、どんなリズムになるのでしょうか?
シャッフルのリズムって?
シャッフル記号が付いている曲は、2つ連続した八分音符を下記の音符のリズムで弾いてくださいねって意味なんです。
これは3連符ですが、1つ目の音と2つ目の音がタイでつながっています。
ですから、1つ目と2つ目の音はつながっていて1回弾く、そして3つ目の音を1回弾く。弾く回数は2回です。
1拍を均等に3つに割った3連符。1拍を3つに均等割して、1つ目と3つ目を弾くリズムがシャッフルのリズム。「跳ねる」の正体です。
イーブンのリズムは、4分音符の長さを均等に2回、”1:1”の割合で「タ タ」と弾きます。
シャッフル(跳ねる)のリズムは、4分音符の長さを”2:1”の割合で「タータ」と1つ目の音を長く弾きます。
ドラえもんに学ぶリズムの違い
誰もが知ってる国民的アニメ『ドラえもん』
ドラえもんの主題歌って、どの曲を思い浮かべますか?
私は「こんなこといいな できたらいいな あんな夢 こんな夢いっぱいあるけど〜」が、すぐに思い浮かべました!
今は「どどどどどどどどど ドラえもん」を思い浮かべる人も多いのかな?
新旧ドラえもん主題歌で「跳ねるリズム」を聴き比べてみましょう!
「ドラえもん / 星野源」
イーブンのリズムなので、「どどどど‥」が均等になっていますよね。
「ドラえもんの歌」
跳ねるリズムなので、「こんなこといいな‥」が均等ではなく、跳ねている感覚わかりましたか?
イントロから3連符のメロディなので、1拍に3つの音が鳴っているのがよくわかりますよね。
「ドラえもん」主題歌2曲を、楽譜で見てみましょう!
音符を見ながら音を確認していきます。
「ドラえもん / 星野源」
8分音符がイーブンに鳴っていますよね。
では次に、「ドラえもんの歌」の8分音符に注意して聞いてみてください。
「ドラえもんの歌」
8分音符のリズムの違いわかりましたか?
楽譜上では同じように見える8分音符ですが、実はリズムが全然違うんです。
リズムの違いは曲の印象を大きく変えます。それだけ、リズムは曲にとって重要な要素だということなんですよ。
リズムの違いを正確に弾けわける練習をしっかりすると、確実にスキルアップしていきますよ!