名古屋市丸の内の音楽教室"Grasp music & style"のブログへようこそ。ウクレレ・エレキベース・ギターの教室です。
毎日が忙しい。今日も一日が終わっていく。
仕事が繁忙期、毎日忙しい…。
家族の予定を優先してたら、いつまでたっても自分の時間が作れない…。
多忙な大人の皆さんなら、こんな風に感じた事が一度はあるのではないでしょうか?
1年の中でとても忙しくてなんだかバタバタしている時期というのもありますね。これは人によって違うのでしょうけど、ふと気づいたらあっという間に1ヶ月経っていたという経験したことがあると思います。
忙しい時ほど、自分を取り戻すためのスイッチを入れてあげて、良い生活サイクルにしながら、心を豊かにしたいですよね。だから趣味の時間は大切にして欲しいです。
せっかく趣味で楽器をはじめても、楽器にふれていないと自分が思ったように弾けなくなってイライラが積もってストレスになってしまいます。短時間でも音を出して、楽器で自分自身も癒してみましょう。
集中力を味方につける
と、言われても忙しくて全然練習できないんだよ…。
確かにそんな時もあると思います。
練習は長時間しなくてはいけないわけではありません。短時間でも練習効果があって、没入体験で心身がスッキリすることが可能なんです。
スポーツ選手が「ゾーンに入る」というのを聞いたことはないですか?
これは最も集中した状態になると素晴らしいパフォーマンスが出る事を「ゾーンに入る」と言われているんです。注目したいのが「集中した状態」です。
日常的にゾーンに入る程の集中できる事はあまりないかもしれません。しかし、誰でも「何かに集中」することは出来ます。
集中力を味方につければ、短時間で練習効果を上げて、没入体験を得ることが出来るという事です。
仕事にも役立つポモドーロテクニック
1980年代にフランチェスコ・シリロによって考案された時間管理術「ポモドーロテクニック」
タイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する方法で、名前のポモドーロはイタリア語で「トマト」のこと。トマト型のキッチンタイマーを使用したことから付けられたテクニック名です。
ポモドーロテクニック用のポモドーロ・タイマーもあり、勉強や作業タスクの効率化にメリットがあるとして注目されているんですよ。
ポモドーロテクニックの手順
・タイマーを25分に設定して作業を開始する
・タイマーが鳴ったら、3~5分の休憩をとる
・4~5回に1回は、15~30分の長めの休憩をとる
仕事や勉強の場合なら「25分+5分」を1セットとして4〜5回繰り返し、30分休憩します。
時間のなかなか取れない時の楽器練習なら、余計な事を考えずに1セットだけをしっかりやってみる。時間が取れた時は、2セット目もやってみるといった感じですね。
人間が高い集中力を持続することができるのは、15分が限界と言われています。
練習を開始する前にチューニングしたり楽譜を開いたりと、助走時間を加えて「25分」をひとつの区切りとし、高い集中力で効率の良い練習ができるというわけです。
練習を一つに絞る
短時間しか取れない時の練習にはたくさんの事をしようとせずに、「今日はこれ」と、一つに絞ると良いでしょう。
あれもこれもと意識が散漫になると集中できなくなります。例えば、
・今日はこの曲だけを弾いてみよう
・苦手な箇所だけ繰り返してやってみよう
・リズムトレーニングだけやってみよう
・クロマチックトレーニングだけやってみよう
10分〜15分集中するだけで練習効果は期待できると思いますよ!